芸術に関する考察

読書の効能?

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今日、朝日新聞の記事に、活字離れは子供より親の方が深刻ということが書かれていた。確かにそうだよなぁ、子供には「学校の図書室」があったり、「読書感想文」があったりするけれど、大人にはないからね。ただ一ヶ月に○冊以上、って子供の本と大人の本では読める冊数は変わってくるのだから、そこを比べるのはいかがなものか……と思った。

と、その記事の内容にはけちもつけたくなったけれど、一つ面白いことが書かれていた。そのアンケートでは読書の冊数を聞くのと同時に、「楽しいことは多いか」というようなことも聞いたらしいが、その結果、読書を多くしている人ほど、生活全体に楽しいことが多いと答える人の割合が大きかった……とのことだ。
本をたくさん読む=友達と馴染めず図書室や教室の隅にひっそりと隠れている少女(少年)という印象もあるけれど、実はそれは本を読まない人の作りだしたフィクション像なのかもしれない。
実際小学生の生徒などを見ていると、本当に楽しそうな元気な子には、適度に勉強もできるし、結構楽しそうに本を読んでいる子が多い。

記事ではその理由を、本を読むことによって知識が広がり、実生活でも視野が広がりそれが楽しさの発見につながっているのではないかと分析していたけれど、実際はどうなのだろう。
ただ子供の頃は世界は本当に学校という狭い世界だけだったから、世界はそこだけではないと教えてくれる本の世界はとても貴重なものだよなと思う。
そして大人の世界は、子供の世界ほど分かりやすく閉じているわけではないけれど、やっぱり限られた狭いものだから、そこから外へ出ることを教えてくれる本の存在は大切なのかもしれない。

私自身はやっぱり好きな本に出会えればそれだけで幸せになっちゃうし、「読書」の恩恵をたくさん受けている方だと思うけれど、改めて、人や人生にとって「本」とは「読書」とは何なのか、人は本に何を求めているのか考えられたらいいなと思った。

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