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矢沢あい「NANA」

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NANA (1) NANA (1)

集英社 2000-05
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久しぶりにマンガにはまった。
中高生に人気とさわがれていたものなのに、私って案外精神年齢低いのかもしれない……。いやぁ、普通に楽しく読めてしまった。
少女マンガなのでやはり中心は恋愛の話。でも「りぼん」に掲載のマンガの台詞で「男なんて好きじゃなくたって簡単に寝られるんだよ」みたいなものがあるとは、時代も変わったものだ。Hシーンも結構多い。そして作者の趣味なのか、お風呂でよくしている(笑)……っていうのはどうでもいいけど。

1巻から最新の13巻まで一週間ほどで読破した。でも、さすがに途中からまんねりを感じるなぁ。
5巻くらいまでがとても良かった。かなり泣けた。一番泣けたのは3巻の別れかな。予期できなかったので。
でも、主人公「奈々」と同化して悲しんだり痛みを覚えたりするのだけれど、それが主人公の回復と同時に、自分でもふっきれてくる。もうあんな男いいさ、みたいに。
そこまで同化させちゃうってすごいなぁと本当に感心した。
小説でもマンガでも力のある作品って、登場人物が実在するとしか思えないパワーを持っている。本を読んでいないときや読み終わったあとにもついその人物のことを考えてしまう。小説で一番そうなったのは乃南アサの「風紋」だけど、共感できたり、応援したくなるキャラクターって重要だ。

奈々の気持ちもナナの気持ちもよく分かった。
大人になった私には、そこまで「恋愛命」というふうにはなれないし思えないけれど、そうなっていた時期は確かにあり、その頃は傷ついたり、悩んだり、結構ぼろぼろだったけれど、それでも恋愛は人を育てるんだなってことを、「奈々」の姿を通してどこか冷静に捉えることができ、それによって自分自身の過去も肯定してあげられるような気がした。

きっと若い子達は、「これからこんな恋をしたい!」と思いながら読むのだろうけれど、30になって読むと、「あぁ、こんな恋もあったなぁ」って感じになる(笑)(あ、私だけ? 老け込んじゃってる?(^^;))

今度このマンガは映画になるらしい。ナナ役は中島美嘉。写真を見るととても似て見える。いいなぁ。でも奈々は……個人的にかなり好きなので、多分誰がやっても「奈々はもっとかわいいのに!」と思うだろう(笑)
映画の話は何巻までのものなのだろう。そのあたりだけ気になるけれど、まぁ映画は多分いかないや。
小6の生徒が行きたいって言っていたし、多分私はターゲットじゃない。明らかに……(苦笑)

でもマンガはなかなか良かったので、そんなに若くない方も、機会があったら読んでみてね、とだけ書いておきます!

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