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紫のガラス 3-4
2024/12/3
※1-1から始まっています。※火曜日・金曜日更新 美大を卒業した私は、最初、画廊に就職した。一応、正社員という形だったが、オーナーが手の回らない雑用を一手に引き受けるアシスタント的な仕事だった。 ...
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紫のガラス 3-3
2024/11/29
※1-1から始まっています。※火曜日・金曜日更新 その日は音楽室で少し新しいデザイン案を描いてみたものの、“これで完璧”と思える仕上がりには程遠かった。それで軽く昼を食べてからは、他の教室を回っ ...
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「神の介入といったものは存在しない」
書くことを思いつかないので(笑)、エイブラハムの本を手に取って、適当に開いてみた。 今日は、ぱっと開いて出てきた言葉をご紹介。 いったん決断すれば、それがどんなに小さな決断であれ、 あなたはふたた ...
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紫のガラス 3-2
2024/11/26
※1-1から始まっています。※火曜日・金曜日更新 トリエンナーレ開幕まで一週間を切ったせいだろうか、学校に近づくと、二日前には感じられなかった熱気が校舎全体から漏れ出てきているのを感じ、驚いた。 ...
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紫のガラス 3-1
2024/11/22
※1-1から始まっています。※火曜日・金曜日更新 翌日再び小学校に出向き、デザインを仕上げた私は東京に戻り、翌日、工房へ行った。工房は、正式には「白糸ガラスアートデザイン」という“会社”なのだけ ...
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「共同創造」をもっと広く捉えてみる
2024/11/20 エイブラハム
私が住んでいるマンションは川に面している。 その川には遊歩道があり、遊歩道の一部がちょっと広がり、公園になっている。 その“ちょっとした公園”スペースで、インラインスケートの練習をしているおじさん ...
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紫のガラス 2-2
2024/11/19
※1-1から始まっています。※火曜日・金曜日更新 デザインが決まるまでは工房へ戻らなくてもいいと言われ、私は近くに泊まることにする。新井さんは予定通り今日帰るそうだが、特別急ぐ仕事もないから、夜 ...
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信念の証拠
2024/11/15
毎週水曜日にブログを更新しようと決めていたのだけれど、今週は忙しく、バタバタしていた。 いつだって、外で起こることは内側の反映 ずっと小説は書き続けているのだけれど、ここ数年、文学賞に応募したり、 ...
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紫のガラス 2-1
2024/11/15
※1-1から始まっています。※火曜日・金曜日更新 ここは東京から車で三時間ほど掛る“里山”的な場所で、山と畑と田んぼの多い田舎だ。ただこの湖はちょっとした観光スポットになっていて、全周一キロに満 ...