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2020年12月21日

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遊部香（あそべ　かおり）

小説家・脚本家・ライター

大学時代の1997年に「凪」サイト立ち上げ。2019年12月に大リニューアルし、現在に至る。

「九州さが大衆文学賞」「坊ちゃん文学賞（佳作）」など受賞

2017年夏にHappyさんのブログに出会ってから、エイブラハムの思想も分かるようになり、意識の使い方を研究するようになる。

その甲斐あって、2021年には、Happyさん主催の舞台「The Pachira」で脚本・演出を任せてもらう。

今はさらなるクリエーションに向けて様々整備中♪

★詳しいプロフィール
★kindle本『星々』

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nagi97__

日曜日は直前で天気予報が変わり午

日曜日は
直前で天気予報が変わり
午後から快晴☼
　
息子くんが付き合ってくれ、
良い花見ができました✨

5年前隠岐島に移住したタケさんの誘いで、
「中学生アーバン探求報告会」に行ってきた。
　
島の中学生5人が5日間東京で生活して、
感じたことをシェアしてくれる会。
　
1時間くらいの短い時間だったけれど、
それぞれが面白い視点で発表してくれて、
とても刺激になった。
　
　
たとえば、
5人それぞれが東京で気になったものの
写真を撮って一枚のボードにして
くれていたのだけれど、
「カラス除けのゴミネット」とか、
「駐車場の看板」を“初めて見た”と。
　
なぜなら
「島のカラスは柑橘類など食べているから、
ゴミをあさっているカラスなど見たことない」
「車を止めるのにお金が掛かるなんて不思議。
島ならどこにでも車は止めていい」
から、と。
　
物心ついてから
千葉よりの東京と
東京よりの千葉にしか住んでいない
“大人”には非常に勉強になった。
　
　
そして最後に、
「東京に住んでみたいと思った？」
という質問に、
「旅行くらいがいい」とみんな答えていたのも
新鮮だった。
　
若い頃って、もっとみんな
都会に憧れるのかと思っていた。
　
でもそれは、もしかしたら昭和的、
“一昔前”の感覚なのかな。
　
今の若い子は、私たちの時代より
ちゃんと自分の感覚を立てて、
周りに流されずに生きられているのかもしれない。
　
それは、今回のイベントに参加するような
“特別な子”だからなのかもしれないし、
もっと色々な子に会ってみないと分からないけど。
　
でも、”SNSに翻弄されて、
言いたいことも言えず、
小さく縮こまっている同調世代”というのは、
メディアが勝手に創り出した妄想なのかもしれない。
　
　
コロナで“オンライン化”が加速した時代だけど、
だからこそ、リアルに人にあったり、
リアルにどこかに出向いて
その場の空気感を自分の体で体感することが
改めて大切だなと思ったりするこの頃。
　
基本、”精神的引きこもり”で、
人に会うことに億劫さを感じる人間なのだけど、
心のアンテナがぴぴっと動いたものには
反応できる若さを持っていたいなと思う。
↑
この言葉の選び方がすでに若くないが💦

昨日は、森ちゃんを囲む新年会！　

昨日は、森ちゃんを囲む新年会！
　
　
気づいたらもうこの会は15年近く続いていて、
初期のメンバーとは気づいたら、
「幼なじみ」みたいな感覚になっているかも(笑)
　
　
“森ちゃん”とは、
今は何作も作品が映画化されている
人気小説家・森沢明夫大先生。
　
でも、ファンの集いというよりは
森沢さんをだしにして集まっているような
雰囲気の会(笑)
　
森沢さんの小説が好きでやってきた新しい参加者に
古参メンバーは
大先生の隣の席を喜んで譲っちゃう。
　
そして違うテーブルで勝手に盛り上がる(笑)
　
　
普通のファンの集いだと、
古参メンバーが脇を固めて
新人を側に入れないみたいな感じだけど、
真逆。
　
　
そして、小説家のファンの集まりなのに、
“あれ？　誰とも本の話、しなかったな”
ということが多い(爆）
　
　
それでも、メンバーは
森沢さんの小説の持つあたたかさとか優しさ
そのままな人が多くて、
やっぱり森沢さんの会なんだな、と
たまに改まって思う。
　
　
コロナで2年半くらい集まれなかったけれど、
それで改めて、この場所の大切さに
気づけた気もする。
　
　
８年くらい前から勝手に撮影担当になり、
撮りためた写真もたくさんあるから、
今年は撮り集めた写真をカレンダーにして
大先生にプレゼントしてみた。
　
良い笑顔の写真がたくさんあって、
振り返りながら、改めて、
ほっこりした気分になったりもして。　
　
　
15年分みんな年を取り、
話題も健康とか親の介護とか、
そんなものも増えてきたけど(笑)
このまま十年、二十年と続いていったらいいな。

　
いつも「締め切りが……」と言いながらも
参加してくれる森沢さん、
「そろそろ誰かに引き継ぎたい」と言いながら
もう６，７年幹事をやり続けてくれている
ハンターさん、ありがとう！

【ドラマベスト５】　今年はAmazon Pr

【ドラマベスト５】
　
今年はAmazon Primeでたくさんドラマを見た。
備忘録も兼ね、ベスト５をまとめ。
　
　
★１位　エルピス★
　
１話ごと問題が解決する“連作短編”的な作品が多いなか、これは一つの事件を徹底的に追うスタイル。
　
冤罪を晴らすためにキャスターとプロデューサーが事件を追うも、政治的な問題で様々な圧力が掛る。それに立ち向かっていく話。
　
事件解決までを追うだけでなく、頼りなかったプロデューサーの男の子が殻を破って成長していく様が、ぐっと心に響いた。
　
眞栄田郷敦くんって初めて知ったけれど、その存在感と演技力に心わしづかみにされた。
　
ただのエンタメではない、魂のこもった作品で、他のエンタメ系ドラマとはまったく質が違った。
　
強くお薦め！
　
　
★２位　クロサギ★
　
漫画「クロサギ」の実写版。漫画は知らないけれど、ドラマはとても良くできていた。
　
先にも書いた“連作短編”的な作品は、毎回事件が解決するけれど、10話ほどを貫く大きなテーマもあって、それで見る人を最後まで引っ張る仕組みになっている。
　
ただその“大きなテーマ”が弱い作品が多いなとちょっと感じた。
　
そのなかで、この「クロサギ」は“連作短編”的作品の成功例。
　
家族を詐欺によって喪った男性が、その復讐のために“詐欺師のみをだます詐欺師”になっていく話だけれど、周りの人物たちの配置が非常にうまくて、見終わった後もとても余韻が残る作品だった。
　
　
★３位　きのう何食べた？★
　
１位・２位とはまるで違う世界観の作品。こういう“日常”を描くだけで、ここまで人を惹きつけられる作品というのは、実は一番力がある作品なのではないかとも思う。
　
40代ゲイカップルの話。毎日食事をしっかり作るシロウさんと、それをしっかり味わって、一品ずつに褒め言葉をちゃんと口にする賢治の“日常の一コマ”が本当、味わい深い。
　
同性愛者だからどうこう、という問題に触れている部分もあるけれど、普通の夫婦にとっても、良い関係を築くヒントが満載のように思う。
　
主人公二人だけでなく、周りの人たちも個性豊かで、毎回“くすっ”と笑え、癒される作品。
　
　
★４位　コウノドリ★
　
「コウノドリ」は産婦人科医の話。
これも“連作短編”的に毎回何かしら事件が起こり、解決する。
　
“出産は奇跡だ”という言葉から毎回始まるのだけれど、このドラマを見て、改めて子供が健康に生まれてきてくれたことに感謝が湧いた。
　
私自身の出産は、予定日より2週間以上過ぎても生まれず、帝王切開という形だったので、自然分娩できなかったことをどこか負けのように感じていたのだと思う。「コウノドリ」は、「どんな形になっても、出産に良いも悪いもない」ということを色々な形で伝えてくれ、私の心も癒された。
　
　
★５位　エンジェルフライト★
　
海外で亡くなった人を日本に連れ帰り、遺体を綺麗にし、遺族に引き渡すことを仕事にする国際霊柩送還士の話。Amazonオリジナルドラマ。
　
以前「おくりびと」が話題になったけれど、国際的「おくりびと」な感じの話。

これを見て「日本のドラマもすごいな」と思い、そこからたくさんドラマを見るきっかけになった。そういう意味での５位。
　
テロに巻き込まれての大量死とか、辛い話もあるけれど、「死」に向き合うことは、「生」に向き合うことだなと感じさせてくれる、真摯な視点のあるドラマだった。
　
　
★そのほか、面白かった作品★
　
「民王」（一番笑えた）
「MIU404」
「アンナチュラル」
「最愛」
「石子と羽男」

紅葉後半戦は、紅中心で。　今年も

紅葉後半戦は、紅中心で。
　
今年も良い秋の風景がたくさん見られました💕
　
#紅葉
#小金井公園
#神代植物公園
#21世紀の森と広場

#国立新美術館で行われている
#大巻伸嗣　#真空のゆらぎ展
　

非常に好みの世界観だった💕
　
　
最初の部屋にある展示は
８メートルも高さがある。
　
切り絵的な作品を
内部から照らすことで、
壁や床に影が落ち、
美しい。
　
絵の部分だけが
ステンレスで創られた
作品だけれど、
巨大なガラスの壺のようにも
見えたりして。
　
　
隠れキャラ的に（？）
床に日本語や英語で
言葉がプリントされていて、
光が当たると
控えめに光る。
　
ほとんどの人は
大きな作品と
その作品が創りだす影に
注目しているけれど、
気づく人だけ気づく。
　
そんな仕掛けも面白い。
　
　
大巻さんは、
ダンスの舞台の美術も
よく担当しているらしい。
　
映像でいくつか作品を
見られたけれど、
確かに、この静かな世界観と
舞踏的な
細かな部分まで
神経を張り巡らせたような
緻密なダンスはよく似合う。
　
　
私は見られなかったけれど、
今回の展示でも日によっては
数回ダンサーと作品のコラボが
見られる。

　
都合がついたら、
その時間に合わせて行くのが
お薦め。
　
　
そしてこの展示、
普通に1500円くらいの美術展と
同じくらい見ごたえがあるのだけど、
なぜか無料！！

最初、無料だから１，２点の
展示なのだろうと思ったけれど、
普通に見ごたえがある。
　
「なぜなの？　なぜなの？」と
不思議に思いながら、
最後まで見終わった(笑)
　
芸術予算の関係とか、
何か政治的なものなのだろうか？？？
　
　
裏は分からないけれど、
行って損はない展示だった！
　
（無料だから
　質の悪いお客さんがいっぱいいる、
　などということもなかった）
　
　
12月25日までなので、
興味がある方はお早めに。
　
（月曜日ではなく、
　火曜日休館なので要注意！）
　
　
　
※５枚目は動画でないと
　伝わりづらいのだけれど、
　風を起こして薄い布を動かし、
　波のような表現にしている作品。

※７枚目は作品のデザイン画。
　デザインの過程を見られるのは
　面白い。

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