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プロフィール
遊部 香(あそべ かおり)
1975年東京生まれ。千葉県市川市在住。
1998年早稲田大学第一文学部文芸専修卒。
学習塾勤務、WEBデザイナー、開業社労士、人事コンサル会社勤務などを経て、現在、小説家・脚本家・ライター。
「九州さが大衆文学賞」「坊ちゃん文学賞(佳作)」など受賞
エイブラハムの『引き寄せの法則』など、自分が出す周波数が世界を創っているという理論を信じている。
2021年には、『引き寄せの法則』に関するブログで人気になったHappyさん主催の舞台「The Pachira」で脚本・演出を任せてもらう(のべ2500人動員)。
2023年から瞑想を毎日の習慣にし、「知識」が「体感」になる。
今は瞑想などで繋がった先にある、絶対的な幸福感・安堵感、心地よい空気感・世界観を読者と共有できるような小説執筆に力を入れている。
小説
受賞歴
◇「九州さが大衆文学賞」大賞(「履歴」/佐賀新聞に連載、「小説NON」に掲載)
◇「坊ちゃん文学賞」佳作(「星々」)
◇「さいたま市スポーツ文学賞」大賞(「帰郷」)
◇「伊豆文学賞」佳作(「彫り目」)
脚本
Happyさん主催・「ザ・パキラ」(2021年8月シアター1010にて上演)の脚本・演出担当。
コロナ禍にも関わらず、2500人満席(500人×5回)。オンラインでも2500人を超える人に見てもらう。
オーディション、稽古、合宿、ゲネ、本番……パキラ制作の記録はこちらのカテゴリーから → 舞台「パキラ」全記録
書籍
下記2作が収録されています。
「星々」
第12回「坊っちゃん文学賞」で、1057編のなかから佳作に選ばれた作品です。
※「坊っちゃん文学賞」は、「本屋大賞」を受賞した瀬尾まい子さんがデビューした賞としても知られ、過去には受賞作が映画化、ドラマ化もされています。
「星々」は、自分の性格を好きになれない主人公の成長ストーリーを通して、読む人も「自分の人生の可能性」をもっと感じられるようになる、爽やかで美しい物語です。
「さくらの季節」
「ちよだ文学賞」最終選考作。
「さくらの季節」は、受賞こそ逃したものの、選考委員の逢坂剛氏からは「ストーリーが分かりやすく、ちょっとしたひっかけもあって、リーダビリティが高い」と評価を受け、『第5回ちよだ文学賞作品集』に収録され、販売されたものです。
最後のどんでん返しに、是非「ええ?」と驚いてください!
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選考委員の先生から頂いた言葉
この作者は小説、特に短編の書き方を知っていると感じた。起承転結があり、人が描かれている。小説としてシンプルで、メッセージがある。 (北方 謙三 先生)
小説を書き慣れた人だと思う。 瑕瑾がなく、後味よく、さわやかな印象だ。 (森村 誠一 先生)
『星々』は、天文学の研究をしている大学生とプロウィンドサーファーという分かれて育った双子のDNAを問題にしたお話です。 星の世界の軽やかさとサーフィンの横へ滑っていく感じが交差しながら、大変きれいにまとめられた作品でした。 (中沢 新一 先生)
なかに出てくる彫刻論に知的な追及力を感じ、面白かった。 (三木 卓 先生)
サッカー仲間の友情を扱っていて、すがすがしい印象を与えてくれる。秋田県を舞台にしているが、自然に郷土への愛情も漂っていて、応募作諸篇を通じて、選考委員の満票を得ている。 (伊藤 佳一 先生)
ライター系執筆実績
・サービス・商品宣伝文100種類以上
・起業家インタビュー60人以上
・メルマガ5社・1000通以上
・携わったサイト案件(新規・リニューアル含め)20サイト
・士業やカウンセラーを中心にした多くの起業家のプロフィール文作成
・「リストラ・解雇・倒産に備える裏表防衛マニュアル」(日本実業出版社・共著)
・産経新聞「知っ得! 年金・健保・仕事」コーナーで複数回執筆。
・「月刊総務」「会社の知恵袋」などでも複数回執筆。
・WEBサイト「人事Gate」に「遊部香の職場のコミュニケーション術」を連載(51回)
趣味:写真
大学時代から風景や花の写真を撮っています。
大学時代はモノクロフィルムで撮って、部室の暗室で現像などもしていました。そんなこともあり、私の小説には写真を撮る人や、暗室の描写が結構出てきます。
今はカラーでデジタル写真しか撮っていませんが、四季のお気に入りの写真をPhotosにアップしていますので、良ければご覧ください。
関心ごと:意識の使い方
「小説」「写真」ともう一つ自分の生活の核になっているのが、「引き寄せの法則」で有名なエイブラハムの教えです。
このサイトのブログ部分は大きく「レビュー(小説、写真、美術)」と「コラム」に分けていますが、「コラム」のメインテーマは、エイブラハムの本や、エイブラハムの教えを分かりやすく発信されているHappyさんから学んだことのシェアになっています。
以前は「しあわせになるヒント」を探し、心理学を学んだり、多くの書物を読み、人にインタビューして回ったりもしていましたが、今は「答えは自分の中にある」が真実だと分かったので、自分の内側に集中する日々です。
お気に入りのものたち
好きな小説
純文学
- 三島由紀夫『豊饒の海(1)春の雪』『金閣寺』
- 泉鏡花『高野聖』
- 小川洋子『完璧な病室』『冷めない紅茶』
- 吉本ばなな『白河夜船』(純文学なのかは謎ですが……)
- 道尾秀介『光媒の花』(勝手に純文学にカテゴライズしている)
- 森絵都『風に舞い上がるビニールシート』(これも勝手に……)
エンターテイメント
- 伊坂幸太郎『チルドレン』『鴨とアヒルのコインロッカー』
- 角田光代『八日目の蝉』『紙の月』
- 吉田修一『パレード』
- リリー・フランキー『東京タワー』
- 本多孝好『MISSING』『FINE DAYS』『MOMENT』
好きな映画
芸術作品として好き
- クシシュトフ・キェシロフスキ 「トリコロール 青の愛・白の愛・赤の愛」(特に赤と青)
- 岩井俊二「UNDO」 「リリイ・シュシュのすべて」
- 西川美和「ゆれる」
- 蜷川幸雄「青い炎」
- 新海誠「言の葉の庭」
- 是枝裕和「幻の光」
- トラン・アン・ユン「青いパパイアの香り」
- デプレシャン「そして僕は恋をする」
- アッバス・キアロスタミ「桜桃の味」
エンタメ作品として好き
- 「グレイテスト・ショーマン」
- ジャン=ピエール・ジュネ「アメリ」
- ウォン・カーウァイ「恋する惑星」
- 行定勲「GO」
好きな音楽
- 米津玄師
(「STRAY SHEEP」 の「カンパネルラ」は、やばい! ただ最近の曲は重すぎて、「YANKEE」あたりのアルバムの軽さが心地よいと思う。「BOOTLEG」の「飛燕」「春雷」も好き) - 小松正史
(作業の邪魔にならない環境音楽。大学教授をしながら、自らCDを作製し、すでにそのCDが20枚近いというすごい方。自分の部屋には、小松さんの音楽が一番しっくりくる)
好きな美術作家
主に平面
主に立体
好きな演劇
- 野田秀樹(NODA MAP)
- 双数姉妹(今はないけど)
中学・高校と演劇にはまり、高校時代に早稲田大学演劇研究会の公演(「東京オレンジ」の旗揚げ公演。堺雅人さんが端役で出ていた!)を見て、早稲田を目指したほどだった。しかし、劇研の稽古の厳しさは半端なく、3か月で「才能ないからやめろ!」と言われ、脱落。他の劇団に移るも、役者としての才能に自信が持てず、20歳で演劇からは遠ざかる。
しかし! それから25年後の2021年8月!
「作・演出」という形で演劇の世界に舞い戻りました♪ 人生、いつ何が起こるか分かりませんね。
(詳細はこちらの記事で)