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藤原正彦/小川洋子 「世にも美しい数学入門」
2005/12/28 小説以外
結構時期を逸してしまった感じですが、ようやく読みました。読み始めたら1日で読めた。 この本は、「博士の愛した数式」を書いた作家の小川洋子さんと、数学者の藤原正彦さんが対談したものをまとめた本。藤原さん ...
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小川洋子「ホテル・アイリス」
どう感想を書いたらいいかちょっと難しい。 他の小川さんの作品の雰囲気と似ているのだけれど、そのインパクトを強めようとしすぎて逆に本来の良さが半減してしまったような感じがした。 書きたかったことは何 ...
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小川洋子 「妖精が舞い下りる夜」
2005/4/20 小説以外
エッセイ集。 デビュー~初の長編連載頃 12年ぐらい前に出たもので、このエッセイを書いているときの小川さんはちょうど今の私と同じぐらいの年齢ということになる。 小川さんは26才でデビューして、28才で ...
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小川洋子 「偶然の祝福」
小川さんの作品は「中編」くらいが一番好きかも。「短編」は短すぎる気がする。 でも、この短編集は良かった。小川さんにしてはちょっと心温まる作品が集まっていて。 特にこれは主人公が「小説家」だし、「え ...
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小川洋子「博士の愛した数式」
基本的に単行本は嫌いなので、「文庫本が出たら買おう」と思い、図書館で予約して読んだ。 でも、数ページ読んで後悔した。 「あー、待ってないで買えば良かった!」と。数ページで分かるぐらい、久々に出会えた、 ...
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小川洋子「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」
小川洋子さんの作品を年末から一月初めにかけて3冊読み直した。 「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」初期の頃の作品。 きっかけは「薬指の標本」がフランス映画になると聞いたこと。 自分にとって ...
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夢と小説(小川洋子さんのインタビュー記事を読んで)
2005/1/10
数日前、朝日新聞の夕刊に珍しく小川洋子さんが登場していた。 しかもこの間日記でも紹介した江成常夫さんの「原色の夢」の中の写真が挿絵のようにされていたので、ますます嬉しかった(ただ別にそれはイメージ写真 ...
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小川洋子「アンネ・フランクの記憶」
2003/12/27 小説以外
芥川賞作家である小川洋子さんが、自分の物書きとしての原点である「アンネ・フランク」の思い出の地を訪ねる紀行文。 目指している作家のひとり 私は「一番好きな作家」を聞かれると一人に絞れなくて迷うのだけれ ...