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『虹を架けるための』連載開始
2020/7/3 お薦め
コロナの緊急事態宣言中に書き始めた(そしてコロナ期に書き終えた)新作を小説投稿サイトに載せることにしました。 7月になり、東京でコロナ患者数が増えても、「あぁ、また」という感じになってきました ...
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伊坂幸太郎「クジラアタマの王様」
久しぶりに伊坂さんの小説を読んだ気がする。 数年前に何作か長編を読み始めて挫折してから、ちょっと遠ざかっていたのだけど、これは本当、面白かった!!! 3分の1くらいまで読んでからは、この小説の世界観が ...
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「パラサイト 半地下の家族」カンヌパルムドール
話題になっていた映画を見てきた。 私は「王様のブランチ」で知ったのだけれど、「意外な展開!」みたいなところが押されていたから、「どんでん返し」を売りにした分かりやすいエンターテイメントなんだろうなと思 ...
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新海誠「言の葉の庭」:描写とストーリーの絶妙なバランス
もう一つ運営しているブログの方に集中していた5年ほどの期間、本や映画のレビューをほとんど書いていませんでした……。 これから、この5年のあいだに読んだり見たりして、「この良さだけは伝えたい!」と思った ...
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恩田陸『蜜蜂と遠雷』
今年の本屋大賞を受賞した恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を読んだ。 先に本屋大賞第2位(森絵都さんの『みかづき』)を読み、「これが2位なんて!(1位じゃないの?!)」と思ったのだけれど、『蜜蜂と遠雷』を読ん ...
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桜葉一樹「私の男」
随分前から、読まないまま本棚に眠っていた本。でも、今年春の大片づけのときに捨てようかどうか迷ったあと、「残したのだから、読もう」と意を決して開いた本。 でも、これが、良かった。 近親相姦の話という前情 ...
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映画「そして父になる」
是枝監督の作品は結構好きで、タイミングが合えば見に行くのだけれど、この作品は是枝監督のテイストとテーマが上手く合致した、特にいい作品だったと思う。 ストーリーは簡単に説明すると.... ...
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重松清「その日のまえに」
直球のストーリーでこそ、筆力が試される 重松さんの作品は、ときどき、ふっと読みたくなり、手に取る。 この本は以前から気になっていたものの、なかなか実際に手に取るチャンスがなかったもの ...
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近藤 史恵「サクリファイス」
近藤史恵さんの代表作 自転車競技(ロードレース)の世界を舞台に描かれた近藤さんの代表作。 近藤さんの作品は、以前、他の作家とのオムニバス短編集で読んだことしかなかったが、それだけで「近藤さんはこういう ...
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道尾秀介「カラスの親指」
カラスの親指 by rule of CROW's thumb (講談社文庫)道尾 秀介 講談社 2011-07-15売り上げランキング : 9205 Amazonで詳しく見る by G-Tools ★ ...