エイブラハム本

『願えば、かなう エイブラハムの教え』概要

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引き寄せの法則 エイブラハムの教え』(赤本)、『実践 引き寄せの法則』(青本)ときたら、金か銀に行くと見せかけて(?)、先にこちらへ。

金、銀、虹もいいのだけれど、もっとエイブラハムの教えの全体像を手っ取り早くつかむには、この『願えば、かなう』がいい。

って、私も、結構最近読んだんだけど。

 

この本は、実は「赤本」よりも前に、一番初めに日本に入ってきたエイブラハム本。

最初に出版されたときは、『運命が好転する 実践スピリチュアル・トレーニング』というタイトルだったそうだけれど、amazonのレビューを見ると「訳がひどすぎて読めない」というコメント多数……。

まだ「引き寄せの法則」という言葉さえ生まれていなかった頃の先駆的な出版だったため、対応する日本語がまだできていなかった……というのが原因らしい。

同じ年の秋に、日本では『ザ・シークレット』と『引き寄せの法則』の赤本が出版されている。

やっぱり『ザ・シークレット』を訳した山川夫妻の翻訳力ってすごいのかも。

ということで、この本は、2016年の12月に「新訳」になって再登場した「エイブラハムの原点本」という位置づけになる。

 

原点だけあって、まとまっている

私はエイブラハム関係の本をほとんど読んでから、最後にこの本を読んだ感じだったので、特にそう感じたのかもしれないが、この本を読んで感じたのは、

「大事なこと、ちゃんとここに全部まとまってるじゃん!」

ということだった。

この本は、構造としては二部構成。

第一部は、エイブラハムの教えの要点を「22」のポイントに絞って解説している。

第二部は、エイブラハムの教えを日常で生かすためには、どんな方法があるかを、22のワークで解説している。

 

第一部の使い方

第一部は、すでにエイブラハム関係の本を複数読んでいる人には良い「復習」になる内容。

ただ、色々な教えのエッセンスがまとめられている感じなので、エイブラハム「初心者」が急に読んでも、ちょっと内容が頭に入ってこないかもしれない。

そういう場合は、「赤本」「青本」を読んでからがお薦め。

それでも意味が分からなければ、さらにそのほかの「金(『引き寄せの法則の原則』)」「銀(『お金と引き寄せの法則』)」「虹(『理想のパートナーと引き寄せの法則』)」などを読んだ後に改めて読んでみるといいかもしれない。

この第一部の内容が「そうそう、そうだった、そうだった」と大事なことを「思い出す」ためのツールとして使えるようになっていたら、エイブラハムの理論はちゃんと頭に入っているということだと思う。

そこまできたらもう、

実生活で実践

→現実に飲まれそうになったら、エイブラハムの本を読みなおして、この世界の仕組みを思い出す

→また実践

の繰り返しだろう。

エイブラハム『引き寄せの法則』これだけは押さえておきたい基本10」の記事もそんなふうに使ってもらえたら嬉しい。

 

第二部の使い方

第二部も、エイブラハムの本をたくさん読んでいる人には「まとめ」に感じられるかもしれない。

ただ、第二部は、第一部と違って、実践的に使える「ワーク集」になっているのがポイント

特に素晴らしいのは、今、自分がどの地点にいるかという「現在地点」で効果を発揮するワークが分かること。

たとえば、「現実を良くしたければ、感謝を探しなさい」などとよく聞くけれど、エイブラハムは、この「感謝」のワークは、22段階の感情レベルの内、1~5(つまり、かなり「いい気分」でいる人)にしか効果がないと言っている。これが面白い。

確かに、普段から「しあわせだな」と感じられる状態にいる人は、感謝を探しやすいけれど、現状がきつかったり、うつ状態に陥ったりしている人にとっては、「感謝を探せと言われても……」となる。

そういう人は、基本、無気力になり、自信も失っているから、「感謝を見つけられない自分はやっぱりダメなんだ」と、さらに落ち込んでいく……。

だから、こういう人に「感謝を探しなさい」なんて言っちゃいけないのだ、本当は。

 

エイブラハムは、よく「ひと足飛びにはいきません」と言っている。気分が悪いとき、急に「いい気分!」というのを目指しても、それは実現しない、と。

ただ代わりに、「今より少しでもいい気分になれることを探そう」と、一段ずつゆっくり登っていく。それは可能だし、時間はかかってもそのほうが確実に「良い気分」になれる、と。

そしてこの本の第二部は、「一段ずつ感情のレベルを上がっていく」ための具体的なワークが22個紹介されていて、とても実践的。

普段当たり前に「いい気分!」という人より、「ものすごく悲惨な状況ってわけではないけど、なんか毎日つまらないし、未来に希望も見つけられない。ため息が多い」みたいな人に役立つ内容じゃないかな、と思う。

興味がある人は、是非、手に取ってみてください!

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