エイブラハム本

『実践 引き寄せの法則』概要

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 出版順ではないけれど、引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』(赤本)を読んだら、次にはこの『実践 引き寄せの法則』(青本)を読むことをお薦めしたい。

『実践 引き寄せの法則』 の構成

 この「青本」は、大きく3つの部分から構成されている。

  1. 『引き寄せの法則』の重要なエッセンスのまとめ
  2. 33の事例
  3. 「許容・可能にする術」のワークショップ

ページ調整のためか、ほとんどの本には、出版当時行われたリアル講義(ワークショップ)の内容が収録されている。

そして、ワークショップの内容と、それぞれの本の内容にさほど関連性はないので、各本の概要紹介では、基本的には「3」のワークショップ部分の内容は省いて紹介したい。

※リアル講義については、YouTubeに日本語字幕付きの動画なども多く存在しているので、そういったものと並行して活用してみると、理解が進むように感じる。

 

『実践 引き寄せの法則』 の活用法

この青本の一番の存在意義は、事例が33も取り上げられていることだろう。

他の本は、基本的にはエイブラハムの思想について、一つ一つ順に解説していく形で進む。事例が挟まることもあるけれど、あまり多くはない。

それに対して、この本は、『事例』がメインになっている。

急にこの青本から読んでも、意味がつかめないかもしれないけれど、『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』(赤本)や『ザ・シークレット』などで基本を押さえてから読むと、一気にエイブラハムの思想についての理解が深まる本だと思う。

「1」の「『引き寄せの法則』の重要なエッセンスのまとめ」についても、赤本の後に、赤本の復習として活用するにはちょうどいい(逆に、急に青本から読むと、理解するのが難しいと思う)。

事例の内容は幅広い。

病気、ダイエット、子どもの教育問題、友人関係、職場の人間関係、結婚できない悩み、お金の問題、出世できない不満……などなど。

ただ、幅が広くても、「自分が今一番解決したい問題は、ここにはない」と感じることもあるだろうし、「1つ、2つは興味があるテーマもあるけれど、それ以外の30ほどの事例には関心がない」ということもあるだろう。

でも、全部を読んでみることをお薦めしたい。

なぜなら、数をこなすことで、「あぁ、この場合は、こうすればいいのか」というパターンが分かってくるから。

 

エイブラハムの目指すゴールは問題の解決ではない

ただ、エイブラハムのアドバイスは、問題を解決してはくれない。

というか、エイブラハムは、問題の解決自体をさほど重要なことだと捉えていないように感じられる。

そして、実際、そうなのだ。

なぜなら、広い視野を持ってみれば、いつでも、どこにでも「やむことのない幸福の流れ」があり、抵抗を手放せば、勝手にその流れに乗る、というのがエイブラハムの主張だから。

だから例えば、事例1は、

(病気に関する)深刻な診断を下されました。あとどれだけたてば、解決策が見つかるでしょうか?

という質問なのだけれど、エイブラハムはこう答える。

このような質問をしたがるのも無理はないが、恐ろしい診断に対する迅速な解決策を求めるあなたは、病気という経験と解決策の必要性を前提として質問している。したがって、この質問は明らかに流れに逆らって上流に向かっている。

つまり、この質問を思いつく思考の状態こそが、幸福な流れに対する「抵抗」になっているわけで、その「抵抗」を手放すことなしに、病気は治らない、ということをエイブラハムは暗に伝えている。

 

「あなた」の仕事は、思考を整えることだけ

つまりエイブラハムは、こう言っているのだ。

問題を解決するのは「あなた」の仕事ではない(幸福な流れ。つまり、ソースエネルギーの仕事だ)。

「あなた」はただ、そのソースの仕事の邪魔をしないよう、「抵抗」になる思考を辞めさえすればいいのだ。

そして、33の事例はすべて、「抵抗」を生じさせている思考を、「抵抗」のない思考に変化させる方法の具体例になっている。

たとえば、先の事例1なら、

「あとどれだけたてば体調は良くなるのだろう」(流れに逆らっている)

「よくなるのがあたりまえだ」(流れに乗っている)

「時間がたてばきっとよくなる」(流れに乗っている)

と、細かく一つずつ、思考とそれによって生じる感情を分析していく。

エイブラハムはこの思考の例を挙げた後にこう書いている。

※カヌーで川下りを楽しむべきときに、「あなた」はオールで必死に上流に向かって漕ぎ上がろうとし、逆に「しあわせ」な状態から遠ざかっているというイメージ。

これはびっくりするようなインパクトのある言葉とは思えないだろうし、完璧には信じられないかもしれないが、それでもいい。大事なのは、ほんのちょっとでも自分の気持ちが楽になる考え方を心がけることだ。これでカヌーにモーターがつくわけでも、瞬時に奇跡的に治るのでもないが、抵抗はなくなる。あなたはオールを手放し、カヌーの方向が変わる。今必要なのはそれだけだ。

そうやって、細かく自分の思考を導き、良い気分になり、抵抗を手放すことに慣れていけば、いつでも自然に「幸福な流れ」に乗れるようになり、そうすれば体も治るし、願いも叶う。

そう、エイブラハムは繰り返し説いている。

 

まとめ

つまり、この本は、そうやって細かく、様々な状況下における「抵抗を失くす思考」を探っていくやり方を教えてくれる

この本を読むと、エイブラハムの「いい気分でいるとはどういうことか?」「いい気分でいることのメリットとは何か?」「思考をコントロールし、意図的な想像を行うとはどういうことか?」など、エイブラハムの思想の重要な部分が、自分事(自分の生活で活かせるもの)になっていくはずだ。

そういう意味で、赤本のあとは、この青本をお薦めしたい。

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