エイブラハム本

『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』の概要

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エイブラハムの言葉をまとめた『引き寄せの法則』という言葉がタイトルに入る本はたくさんありますが、今回は背表紙に『引き寄せの法則』とだけ赤い文字で書かれた「第1巻」にあたる本について書いていきたいと思います。

ちなみに、もうひとつ運営しているブログでは、「エイブラハムの教えの重要ポイントまとめ:『引き寄せの法則』4冊&DVDの要約!」というタイトルの記事が人気になっていますので、そちらも良ければ読んでください。

「凪」の方では、一冊一冊をより詳細に読み解き、最後にまとめ記事を書きたいと思っています。

『引き寄せの法則(赤)』は『ザ・シークレット』のネタ本

赤い文字で『引き寄せの法則』とだけ書かれている本は、SBクリエイティブが出している『引き寄せの法則』シリーズの第1巻です。

最初にエイブラハムの教えが日本に入ってきたのは別の本によってだそうですが(この本についてはまた今度書きます)、この赤い『引き寄せの法則』からエイブラハムの教えに入った人が多いのではないかと思います。私もそうです。

この赤い『引き寄せの法則』は、日本でも10年ほど前にブームを起こした『ザ・シークレット』のネタ本です。

『ザ・シークレット』で誤解された『引き寄せの法則』

『ザ・シークレット』で『引き寄せの法則は』

  1. お願いする
  2. 信じる
  3. 受け取る

と説明されています。

つまり、自分が欲しいものを明確にし、これが欲しいと宇宙に投げ、それが手に入ると信じれば、受け取れるのだ、と。

『ザ・シーレット』のあとに 赤い『引き寄せの法則』を 読むと、確かに、同じことが書かれていると感じます。

そして、「あぁ、引き寄せの法則って、こういうことね」となんかわかった気になります。

でも、分かったのに、願っても受け取れない、なんでだ?

『引き寄せの法則』なんてないんだ。

と、多くの人が、このプロセスを踏みました。

エイブラハムは、望むものを「引き寄せる」とは言っていない

『ザ・シークレット』は、言ってみれば、エイブラハムの教えを「原案」にして、エンターテイメントとして膨らませた漫画なり、映画のような位置づけなんですよね。

エンターテイメントとして、『ザ・シークレット』は面白い。私はDVDも持っていますが、DVDはさらにエンターテイメント的要素が強いです(確か、先に映像の方が海外で広まって、書籍化されたんでしたっけね)。

だから、見るとなんか「大きな夢も叶いそう!」というワクワクした気持ちになれます。

でも、実はちゃんとエイブラハムの教えを読み解くと、それはもっとどっしりとした哲学なんですよね。『ザ・シークレット』で「引き寄せの法則」を理解した気になると、それは一種の「魔法」のように感じられるのだけれど、実際、その「魔法」を手に入れるためには、長い「修業期間」が必要だというか。

エイブラハムの本は、聖書とか、経典のようなもので、その教えを胸に、毎日淡々と実践を繰り返していく……本当はそういう、地味なものなのです。

その教えを理解してくると、タオとか、東洋思想とも重なるようにも感じてくるし、広い宇宙を感じてきて、「自分が良い気分でいることが一番大事」と、「自分」中心とした教えながら、それは逆説的に「私」を消していき、もっと大きな存在の一部として生きられるようになる、というか。

『引き寄せ』というと、願ったものを力づくででも引っ張ってきて、自分のものにするぞ、みたいな「力」を感じるのですが、

エイブラハムが言っているのは、本当は『受け入れる』ということ。

「力を抜いて、リラックスして、良い気分になれることを考えていれば、良いことは自然とやってきますよ」

という、柔らかい感じなんですね。

ただ、「良い気分」を保つのは、修行僧が座禅を組んで煩悩を払うように、実は結構“努力”がいることで、そこはもう、集中して取り組まないといけないのですが。

『引き寄せの法則(赤)』は、ざっと読んで、2冊目を読もう

この赤い文字で『引き寄せの法則』と書かれた「第1巻」にあたる本は、やはりエイブラハムの教えの基本書なので、まず、ここを読まないと、次に進めない感はあります。

ただ、これだけ読んでも、本当にエイブラハムが言いたいことに辿り着くのは難しいように感じます。

私の個人的なお薦めとしては、意味がよく分からなくても、とにかく一回この赤い本を読み、それから青い本『実践・引き寄せの法則』を読むといいと思います。

「節目ごとの意図確認」

ただ、赤いこの『引き寄せの法則』本にしかほとんど書かれていない大事なことが、「節目ごとの意図確認」です。

これもまた、エイブラハムの教えの意味が分かってから読まないと、そんなに響かないと思うのですが、あとから改めて読むと、「わ、こんな大事なことが一巻目にあったのか!」と思います。

人生というのは、一日の積み重ねであり、一日というのは、いくつもの節目に分けられるものだから、漠然と「今日をいい日にしたい」などと思うのではなく、細かく一日の時間を区切り、何かする前に、たとえば朝ごはんを食べる前なら、「ご飯を食べ終えたとき、今日もご飯が美味しかった。さぁ、今日も一日頑張ろうという気持ちになっている」など、“ちょっと先”のいい気分を感じている自分をイメージしておこう。ということです。

そんなふうに「小さな(精神的)成功体験」をイメージし、達成し……の繰り返しで、満足いく一日が、そして満足いく人生が送れますよ、とエイブラハムは言っています。

是非、最後の章にある「節目ごとの意図確認」は、他の本をたくさん読んで、エイブラハムの神髄が理解できてから、また読み直してみてください。

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