小説レビュー

窪美澄

窪美澄「水やりはいつも深夜だけど」

レビューにはまだ2作品しか載せていなかったようだけど、窪さんの本はかなり読んでいる。 ちょっと心が痛くなるのだけれど、最後には嘘くさくない救いもあって、そのバランスが、とても好み。   勝手な分類では、角田光代さんに近い […]

嶽本野ばら

嶽本野ばら「ミシン」再読:自分の信じる世界を貫け

 野ばらさんの作品、もうずっと読んでいなかった。今回サイトリニューアルをするにあたって、過去記事を読み返していて、「あぁそうだ、私は野ばらさんのファンだったんだ」と思い出した(おいおい)。  サイン会にも3回くらい行った […]

角田光代

角田光代「坂の途中の家」

ドラマ化もされている作品。 あらすじ 簡単にまとめると、産まれて間もない子供を虐待して殺した罪に問われた女性の裁判員裁判の話。 その裁判の補充裁判員になった3歳の娘を持つ女性が、被告の女性と自分を重ね合わせていく……とい […]

平野啓一郎

平野啓一郎「マチネの終わりに」

映画化もされているけれど、私は本で読んでみた。 ジャンル分けをすれば「恋愛小説」  天才クラッシックギタリスト(男性)と国際ジャーナリスト(女性)。“様々なことを経験し、社会での地位も確立してきた40代”の出会い、恋愛、 […]

その他 純文学

宮下奈都「羊と鋼の森」:ピアノ調律師の仕事

遅ればせながら、「羊と鋼の森」を読みました。 話題になった本なので気になっていたのですが、2016年の本屋大賞受賞作だったのですね。 私は2017年本屋大賞受賞作の「蜜蜂と遠雷」から読んでしまいましたが、「蜜蜂と遠雷」を […]

その他 エンタメ

恩田陸『蜜蜂と遠雷』

今年の本屋大賞を受賞した恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を読んだ。 先に本屋大賞第2位(森絵都さんの『みかづき』)を読み、「これが2位なんて!(1位じゃないの?!)」と思ったのだけれど、『蜜蜂と遠雷』を読んで、納得。 『みかづ […]

森絵都

森絵都「みかづき」

久しぶりに小説の感想をアップ。 森絵都さんの作品は以前から好きなのだけれど、この作品も衝撃的に良かった。 「登場人物が本当にいるよう」とか「生きて思考しているよう」なんて生易しいものではなくて、登場人物が森さんに憑依して […]

その他ミステリー

宮部みゆき「火車」

すごーく前、伊豆文学賞をもらったときに副賞としてもらった「新潮の100冊」のなかに入っていて、なんか捨てられずにいた本を今更ながら読んでみた。 宮部みゆきは(って、なんで宮部さんだけ、呼び捨てなんだろう。メジャーになりす […]

その他 エンタメ

桜木紫乃「蛇行する月」

桜木さんは、「ホテルローヤル」が直木賞を受賞したとき、ちょっと読んでみたのだけれど、図書館で借りてしまったので、期限に間に合わず、やむなく途中で返却……。 ただ悪い印象はなかったので、改めて読んでみたら、これは、かなり良 […]