その他 純文学

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高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」

2022/9/29    ,

2022年前半の第167回芥川賞受賞作。 芥川賞受賞作の半分くらいは、文体から読みづらかったり、特異な世界観に入っていけなかったりで、途中で挫折する💦 それに比べると、この本はとても読 ...

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桜木紫乃『起終点駅』:「覚悟」があるものだけが、伝わる

2018/5/4    ,

最近、桜木紫乃さんの小説が好き。 世界観というか、小説のなかを流れる空気感が心地よい。

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宮下奈都「羊と鋼の森」:ピアノ調律師の仕事

遅ればせながら、「羊と鋼の森」を読みました。 話題になった本なので気になっていたのですが、2016年の本屋大賞受賞作だったのですね。 私は2017年本屋大賞受賞作の「蜜蜂と遠雷」から読んでしまいました ...

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綾瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない」

2016/12/20    ,

今年、「いい作家を一人見つけたぞ!」という手ごたえを感じられたのが、綾瀬まるさん。 窪美澄さんの名前に惹かれて買った「あのころの、」というアンソロジーのなかで出会い、「この人、すごくない?!」と思い、 ...

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桜葉一樹「私の男」

随分前から、読まないまま本棚に眠っていた本。でも、今年春の大片づけのときに捨てようかどうか迷ったあと、「残したのだから、読もう」と意を決して開いた本。 でも、これが、良かった。 近親相姦の話という前情 ...

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羽田圭介「スクラップアンドビルド」

又吉さんと一緒に芥川賞を受賞した羽田圭介さんの「スクラップアンドビルド」を読んでみました。 本を読む前に、バラエティー番組で本人を見、「変わった人だなぁ」という先入観は抱いていましたが、作品は、その「 ...

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又吉直樹「火花」

芥川賞受賞作の中には、読み進めるのに苦労し、途中で挫折してしまうものも多いのですが(私の場合)、又吉さんのこの作品は、楽しく読める、しっかりと構成も立てられた作品でした。 内容は、売れない芸人である主 ...

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新庄 耕「狭小邸宅」

2013/5/26    

不動産会社のリアル 去年の「すばる文学賞」受賞作。 「小説すばる」ではなく「すばる」の方なので、カテゴリー的には「純文学」ということになるものだけれど、決して飽きずに最後まで読める。 ストーリーのしっ ...

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辻内智貴「野の風」

2013/2/1    ,

辻内さんの作品は、なんとなくすっと自分になじむ感じがする。 エンターテイメント的な、ストーリーの起伏はないのだけれど、人と人が出会って、ただしゃべっている感じとか、ぼんやりと景色を見て何かを思う感じだ ...

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津村 記久子「ポトスライムの舟」

芥川賞受賞作「ポトスライムの舟」を読んだ。 聞いていた内容からは、かなり暗いものをイメージしていたけれど、意外とすがすがしい読後感。 文章にも湿った感じや重さがなく、あっさりと読みやすい。 ただその分 ...

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