「質問さえできれば、あなたが駆け出しであろうがシロウトだろうが、ビッグな人やその道のプロとも会話ができます。答えるのは、あなたじゃなく、相手なのだから」
なるほど。
でも、読んで分かったのは、やっぱ、場数だな、ってこと。本を1冊読んだだけで、良い質問ができるようにはならないだろう......。
インタビューが上手くなるためのエクササイズ
ただ最後にインタビューが上手くなるためのエクササイズがいくつか紹介されていた。
- 「この人誰だったっけ?」というとき、どんな質問をしたら、相手に失礼にならずに、大きなヒントをもらえるか考える。
- もし会いたい人に会えたら何を聞くか、100の質問を考えて書き出す。
- 3つの質問だけで、相手の仕事を当てる「職業当てゲーム」で、少ない質問で多くの情報を引き出す力を鍛える。
「2」などはやってみてもおもしろそう。
でも、コミュニケーションの基本は、やっぱり、「まず人を好きになる。興味を持つ」その一言に尽きるかも。
相手に9割しゃべらせる質問術 (PHP新書) おち まさと
PHP研究所 2011-07-16 |