それ以外の本

「幸福を感じる50の公式」

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 左のページに一つの「公式」とその説明、右のページにシンプルだけれどかわいい絵が載っている、絵本感覚でぱらぱらと見て楽しめる本だ。

 書かれている内容も絵と同じように至ってシンプル。「笑おう」「よく寝よう」「深呼吸をしよう」「規則正しい生活をしよう」「日光を浴びよう」……そりゃあ、そうだろう、ということが八割以上(笑)

 でも、最近感じるのは、そういうシンプルで当たり前のことほど大切で、そして当たり前すぎておざなりにしやすいということ。

 数日前、とても久しぶりに大学時代同じ劇団にいた友人に会った。彼女は今、セラピストを目指しているという。会わなかった間に、心や体の仕組みなどについて一生懸命に勉強していたらしく、話していてとてもおもしろかった。

 そんな彼女に会ってすぐ手渡された名刺サイズの紙にはこう書かれていた。

「中心哲学 3つのルール
 ルール1 もしうまくいっているなら、変えようとするな。
 ルール2 もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。
 ルール3 もしうまくいっていないのであれば(何でもいいから)違うことをせよ」

 思わず笑ってしまったけれど、結局、そういうことかもね。

 最近、本当によく色々なことを考える。そして少しずつだけれど、今まで見えなかったことが見えるようになってきたような気がしている。

 ただ色々なことを考えた結果、一番感じるのは、案外、人間も、この世の中の仕組みも単純だよな、ということ。

 たくさんの情報が溢れ、社会は発達し、複雑になっているように一見見える。たとえば金融のシステムや、細かい法規制、人の体の構造を詳しく説明した専門書……そういうものだけを見ると、私などにはとてもついていかれない、混沌とした、超難解な世界に見える。

 でも人がどういう時に幸せだと感じるのか、人が一番求めていることはなにか、人がプライベートの時間に考えていることは何か……そういう個人個人の人間を考えると、本当に人間は単純に「生物」なのだと感じられる。

 だからこそ、複雑な社会に飲みこまれそうになったときには、この本のようにシンプルなことを一つずつでも実行するといいのではないかと思う。

 晴れた日にちょっと外に出て、大きく深呼吸するだけで、重苦しい気分の何割かは絶対になくなると思うよ!

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