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Hipolito Bernard「アメリ」

これは映画を本にしたものなのかな。

ずっと友達から借りていて、明日久しぶりにその友達に会えることになったので、あわてて読んでみました(笑)

 

映像化できることだけ書け

アメリの映画を大分忘れてしまっていたからか、新鮮な気持ちで読み直せた。

最近通っている小説の講座の先生には、「映像化できることだけ書け」ということをしつこく言われている。

彼女は頑固だったとか書く代わりに、頑固だと分かる具体的な行動を書くとか、僕は動揺したと書く代わりに、手に持っていたものを落としたところを書くとか(これはベタすぎていまいちですが......)。

 

で、最近そういうことを結構考えて読んだり書いたりしているので、「アメリ」は、上手いなぁと感心してしまった。

一つ一つのエピソードがどれも奇抜で、でもなんだか温かくて、心に迫ってくる。

 

冷静に「中身」が分かる

映画を見たときは、オドレイ・トトゥのかわいさとか、映像のきれいさとか、音楽の良さとかに浸ってしまい、テーマなどあまり考えずに、楽しんだ感じだったけれど、本で改めて読むと、あぁ、アメリっていうのは生い立ちのせいで上手く人と関わることができなかったけれど、そういう子がちょっとしたきっかけで人とつながることを覚え、変わっていく話なのだなぁ、ということが分かり、良かった。

正直文章は、映像をそのまま文章に置き換えた、というような、「小説の良さ」はあまり感じられないものだったけれど、映像のリズムに流されないで作品全体をしっかり見つめるためには良かったな、と思う。

映画もまた見たいな。

アメリアメリ
Hipolito Bernard

 

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