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高村薫「空海」
2022/11/21
高野山にはまり、でも「弘法大使って空海だっけ……?」くらいの知識しかなく、ちょっと恥ずかしく思い、「空海」に関する本を探し、読んでみた。 いや、面白かった。さすが高村さん。 歴史の本を読むのもいい ...
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ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」:本屋大賞(ノンフィクション)受賞作
2020/1/12 小説以外
本屋大賞のノンフィクション部門、「ノンフィクション本大賞」受賞作品ということで読んでみた。 「ノンフィクション」と言われると、勝手に固い本をイメージしてしまうのだけれど、これは、とっつきやすい文章で書 ...
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トニー・パーカー「殺人者たちの午後」
2013/7/5 小説レビュー
実際に殺人を犯してしまった人というのは、どんな気持ちなのだろう、と気になり、犯罪心理学関係の本を探していて、出会った本。 素晴らしいインタビュー力と文章力 海外の本は、翻訳された日本語の不自然さが ...
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原田正治 「弟を殺した彼と、僕。」
2005/6/30 小説以外
1983年、「半田保険金殺人事件」で弟を殺された原田さんの手記。 自分からはなかなか手に取らないタイプの本なのだけれど、人に勧められて読んでみた。 自分が経験していないことを理解する手段としての本 ...
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水谷修『夜回り先生』
2004/7/20 小説以外
定時校教師である水谷さんが書いた本。 水谷さんは学校の授業が終わった後、繁華街などに繰り出し、夜の町を徘徊する子供たちを昼の世界に戻そうと頑張っている人で、本には、水谷さんの体験した具体的な出来事が2 ...