今週は月曜から今日まで4日連続面接でした。ちゃんと受ける会社の予習をして、志望動機をまず書いてみて、暗記する、という作業が私には必要なのだと気づき、最近はじめたのです。だから、ずっと忙しかったのです。でも、ちょっとずつ面接に対する苦手意識はなくなってきたかもしれません。とにかく、自分が自分の魅力や能力を信じ切らないとね、とこの頃思ってきたのです。「信じる」って難しくて、大切なことですね。
多分、世の中で成功する人というのは少数派です。「大衆」と同じ考え方をしていたのでは、埋もれてしまうだけで、成功しない。ということは、成功するためには、「多数」に否定されても、自分を信じなくてはいけないのです。それはきっと大変なことです。
私はアルバイトで個別指導塾の講師をしていますが、そこの研修のようなときに、こういう話を聞きました。
「ここに一つのコップがあります。それには色が付いていて、中にどれぐらいまで水が入っているか分かりません。皆さんは、そのコップに今水を入れています。でも、なかなかそのコップはあふれません。でも、着実にコップに水はたまっているのです。すぐに目に見える結果は出なくても、あきらめないで下さい。」
目に見えないものを、信じることは大変です。でも、それを信じられない人は、結局それだけの人なのです。
最近、なんで自分は小説を書いているのか、悩んでしまったときがあるのですが、その時知り合いがこんな言葉を紹介してくれました。
芸術家の仕事というのは、この世に存在しているけれど、目に見えていないものに、形を与えてあげることなのではないだろうか(ちょっと曲解だったら、ごめんなさい)。
あーいいな、と思いました。私が、「教育」に惹かれているのも、今はまだ眠っている子供たちの「可能性」を敏感に感じ取り、その「可能性」をその子供自身に気付かせる、というあたりなのかもしれません。私はこの「感性」を頼りに生きていこうかな。
目に見えないものを感じられる能力を、誇りにできたらいい、と思います。