野中柊

野中柊「テレフォンセラピー」

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最近5月末に投稿する作品の追い込みで忙しい……。で、色々なことにいっぱいいっぱいになってしまっている日々。自分の心に余裕がないと、なかなか人との関係を上手く築くことも難しく、生徒とか旦那さんとか何人かの人と衝突した。

 でも私は立ち直りが早いというか、落ちるときはめいっぱい落ちるけれど、落ちきると簡単に浮上する。そばにいる人間には良い迷惑だと思うのだけれどね……すみませんっ(この場を借りてお詫び(笑))

 今日は「抜けた」という感じだったのだけれど、昨日の夜くらいが一番「底」だった。

 弱っているときには、優しい音楽とか温かい本が自分を支えてくれることが多い。幸せの最低条件は「好きな本、好きな音楽、好きな人」。夢とかやりがいのある仕事とかは、幸せの土台があった上にようやく載せられるもの。

 今回私の心をちょっと軽くしてくれたのが柊さんのこのエッセイ。一度読んで本棚にしまってあったのを再読。

 特に前半がいいのよね。一番初めのところとか、弱っているときに読むとぼろぼろ泣いてしまう(結構繊細な人間なのです、私……)。

 世の中「幸せなことをイメージすると幸せが近づく」というような思想で溢れていて、そういう本はそういう本で、自分に元気を与えてくれるのだけれど、本当に弱っているときはダメ。ポジティブなことなんてなにも浮かばないし、無理にそういう思考をしようとするとますますつらくなる。

 そういうときはこのエッセイかな。「やれることだけやればいい。もっと肩の力抜いて」って感じの声をくれる。文体も軽くて、友達に声をかけられているみたい。あぁ、こんな人から本当に電話をもらいたい、なんて思ってしまう。

 そうそう、この本の「解説」は野ばらさんが書いている。初めてこの本を読んだときには野ばらさんのことなんて知らなかったけれど、自分の好きな作家同士がつながっているってなんかちょっと嬉しいな。

 私の小説はまだ仕上がらないけれど、終わりは大分見えてきた。ラストスパート。しんどくても自分の選んだ道なので、できるだけ弱音は吐かず、やっていきます! つらい分、今は自分が成長していると、自分でよく分かるから。あせらず、一歩一歩確実に!

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