邦画

映画「ディア・ドクター」

「ゆれる」の西川美和監督の作品。

 

同級生

「ゆれる」はなんとなく気になって映画館に見に行き、とても気に入った。

そして監督の名前に、「あれ?」とひっかかって、帰ってからネットで調べたら、大学時代、語学の授業で同じクラスだったと発覚した。

 

確かに当時から、映画のサークルに入っていたけれど、同世代の人が、こんな活躍をしているなんて、すごい!

特に監督なんて、他のスタッフとか俳優とか仕切るような立場なわけで、本当にびっくり。しかも、この間、直木賞の候補にもなっていたし。

と、「あの西川さんの作品だ」と思ってしまうので、今回はちょっと「ゆれる」ほど、客観的に見られなかったかも。

 

信頼って何?

この映画は、無医村だった村に呼ばれ、医者になり、村人から非常に慕われている先生の話。

でも、実は、このお医者さんは、医者の免許を持っていない。(←というのは、書くとネタばれなのだろか? テレビでこの映画を紹介するときにすでにここまで語られていたからいいか)

でも、村人からは慕われ、信頼されている。

 

そこから、資格ってなんだ? 医者って何だ? というテーマになり、無免許だと分かったとたん態度を変える周りの人の様子から、「信頼ってなんだ?」というところまで、テーマは深まっていく。

 

直木賞の候補になったのは、この映画の「原作」らしいが、その本のタイトルは「きのうの神様」という。

このタイトルのほうが、内容を知ってからだと、しっくり来る。

 

消化しきれない余韻

西川さんの作品は、すべてを丁寧に書ききっているのに、それでもどこか消化しきれず、心のなかにもやもやと何かが残り、心のそこにしばらく留まってしまう。

それが作品の「深さ」というものなのかな。

こういう作品が評価される日本って悪くないな、などと思う。

私も直木賞を目指して頑張ろう!

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