洋画(米)

映画「あの日、欲望の大地で」

「バベル」などの脚本を書いた人が初監督した作品ということで見てきた。

 

難解な「芸術作品」

「バベル」もよく分からなかったけれど、こちらの映画も、「上質な芸術作品」ではあるけれど、ちょっと難解だったかな。

 

小説だったら「エンターテイメント」ではなく「純文学」にカテゴライズされるような作品。

3世代の女性の話、というように宣伝では言われていたけれど、あくまで主人公の女性の心理を描きつくした作品、だと思う。

 

インパクトあるタイトルとは違い、出来事としては色々大きな事故など起こるのだけれど、描き方は淡々としている。

 

ストーリーをまとめると、「母親が浮気をしているときに火災事故が起こり、亡くなってしまう。そのあと、母親の浮気相手の男性の息子が訪ねてくる。そして......」というような感じかな。

母親の気持ちも、主人公の女性の気持ちも、非常に丁寧に描き出されていて、好感が持てた。

本当に質は高い。

 

共感はしづらい

ただ、個人的に好きかと聞かれると、好きではなかった。

過去に引きずられて、被害者のように生きている女性の生き方に共感できなかった、というのが多分、その理由。

あと、タイトル。原題の「THE BURNING PLAIN」は確かに分かりづらいかもしれないけれど、この邦題はちょっと違う気がした。テーマはそこにはないだろう、と。

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