洋画(米)

クリストファー・ノーラン監督『インターステラー』

『インターステラー』
見終わって数日経っても
衝撃がやばい。


ネタバレは書きたくないので、
見た人にしか分からないように
書くけれど、


最後の方の

「まだ分からないのか?

 これは

 彼らではない。

(未来の)私たちだ」

という言葉が響きまくっている。



パキラのあいだに
Happyさんに渡した脚本
「永遠(とわ)」は、

パラレルワールドや
前世・未来世などが
複雑に絡まる世界の話。


この脚本のテーマも、

「過去世や未来世を含めた
 様々な自分の存在を認め、
 それに繋がり、
 メッセージを受け取れ」

というもの。



私はエイブラハムは
好きで以前から読んでいたけれど、

バシャールは難解に感じ、
あまり読めていなかった。


その大きな理由が
「パラレルワールドの概念が
 よく分からない」
だった。

でも、「パキラ」のあと
自然と書き始めた脚本は、

鎌倉時代、
北條氏の策略にはめられ
殺された公暁と、

その生まれ変わりである
現代に生きる少女の

時空を超えた交流と、
癒しの物語だった。


歴史は嫌いなのに、
中学生の頃、
初めて聞いたときから
公暁のことが、
ものすごく気になっている。

一度小説にも書いていたのだけど、
改めて今回、
あぁ、公暁は私の過去世なんだと
感じた。


(そんな自分のかなり
 パーソナルな話なので、
 この脚本はまだ誰にも見せていない。

 いつか、自分の手で
 舞台を作らなくてはと思っている)



そのあと、Happyさんが
「プレゼント イン ザ パラレル」

(Happyさんがパキラに次いで
 原案が下りてきたと話していた
 映画のタイトル)

の話をしているのを聞いた。


改めて、過去世・未来世に
もっと深く踏み込んだ
(パーソナルな感じではなく、
 もっと普遍的に広げた)
内容を書いてみようと思った。


そうして書いたのが「永遠」。

「永遠」には

「〜永遠の今に留まる私たちのこと〜」

という副題がついている。


※HTL1期でよく聞いていた配信の
「私たちは
 永遠の今に留まり続けています」
 という言葉が、
 よく理解はできないのに好きだった。



ただ、
パラレルワールドが絡む
話を2つ書いてみたし、
自分の中で少しずつその概念が
捉えられるようになってきたとはいえ、

どこかで
「まだこれは早いのではないか」
という想いがあった。


1年後これを作って、
そんなに多くの人に
響くだろうか? と。



でも、「インターステラー」を見て、

«作らなきゃいけない» 
と、なんかすごく強く思わされた。



そしてこんな作品を
2014年に公開している
クリストファー・ノーランは
本当にすごいな、と思った。


HTLみたいな場でやるならともかく、
ハリウッドでやるなんて。

しかも2014年!
(作り始めたのは2012年くらいか?)


もう、色々な意味で衝撃だった。



「インセプション」も
すごいと思ったけれど、
さらに上を行っていた。

SF映画としても、
もちろん上質!

そして、響く人には、響くだろうな。



私も、もっともっと
内側に意識を向けて、
感覚を研ぎ澄まさなければと、
強く思った。

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