映画(な行)

「ネバーランド」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「ピーター・パン」ができるまでを描いた、ジョニー・デップ主演の映画「ネバーランド」を見てきました。ハートウォーミングな素敵な映画でした。

 主人公は、下手に有名になってしまったがために、気取った上流階級の客層を抱え、良い作品が描けなくて苦しむ脚本家。
 
 彼がたまたま執筆のために過ごしていた公園で、女性とその四人の男の子に出会い、彼らとの交流を通して、「ピーター・パン」を書くに至る……と、簡単にまとめてしまえばそういう話。

 でもその中には、子供たちの成長、主人公自身の変化、主人公と妻、主人公と子供の母親の関係……という色々な内容があって、飽きないし、色々考えさせられる。

 最後の方、「ピーター・パン」が劇場で上映されるシーンがあるのだけれど、その作品を通してその脚本家が人に伝えたかったこと、自分が表現したかったことが伝わってきて、感動してしまった。あぁ、表現って、こういうものだよな。周りの評価を気にしてへつらうのではなくて、人の評価も変えさせるくらい真剣に訴えるものだよな、と思った。表現者として感じるところが大きかった。

 でも、表現をしていない人の心を揺さぶるものもきちんと備えている。それは、「ピーター・パン」のなかでも訴えられている、「信じることは大切」ということ。この映画を見ると、「ピーター・パン」のなかで、ティンカーベルが言う有名な台詞の重さが増す。

「子供が『妖精なんていない』と言うたびに、どこかで一人妖精が死ぬの」

 まぁ結構きれいごとのようにまとめてしまっている部分もあるのだけれど、夢があり、希望の持てる作品でした。

 映像も綺麗。ピントとぼかしの使い方が上手いなと感じた。

 あとはジョニー・デップ、格好いいですっ。ああいう頬がこけた感じの大人の男、好きかも~。少しだけ野ばらさんに通じるところのある顔立ちの気がしました。あぁ、本当は私、華奢で繊細な人が好きなのに……(笑)

 と、脱線しましたが、おすすめの映画です!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る