以前から気になっていた映画をDVDで見た。
小説だったら「純文学」にカテゴライズされるであろう、エンターテイメント性は希薄な作品。
浅野忠信とオダギリジョー
浅野忠信とオダギリジョーという個性的な俳優2人が「ツートップ」として出ていて、それだけで気になるのだけれど、二人のあの不思議な存在感が、非常に生きた、良い作品だった。
最近、小説のほうは「純文学」の良さが分からなくなってきているのだけれど、映画は、いまだに、こういう、いまいち意味はよく分からないし、特にストーリーがかっちりとあるわけではないけれど、でも、確固たる世界があり、描写が美しい作品に心惹かれる。
特に、クラゲが美しい。
私も、江ノ島水族館に行くと、つい、クラゲコーナーでぼーっとしてしまう人なので......。
好き嫌いは分かれる作品だろうけれど、見てよかったな、と思える作品だった。
アカルイミライ 通常版 [DVD]
メディアファクトリー 2003-06-27 |