高野山・奥の院の樹木の力がすごい

1週間ほど前、1泊2日で高野山一人旅をしてきた。

去年くらいから、何度か「高野山」情報が来て、なんとなく気になっていたものの、実際に動くまではいかず……でも3月に急に、「4月中旬までに高野山にいくべき」というメッセージのようなものを受け取り、その日に新幹線と宿(お寺)を予約。

ふと来るメッセージは、きちんと受け取らないとな、と、最近特に思う。

 

高野山は、千葉県の私の家から行くと、電車や新幹線やケーブルカーやバス、合計7つの交通手段を使い、片道6時間ほどかかるという恐ろしい遠さ(^^;)

そのため、1泊2日の高野山旅行はかなり「弾丸」な感じだったけれど、行って良かった。

今まで、伊勢神宮や出雲大社には行ったことがあったけれど、なんで高野山に行っていなかったのだと、過去の自分にびっくりするくらい(笑)

※高野山は今、結構話題になっているスポットだと思うけれど、観光客の半分くらいが外国人(欧米系)なのも驚いた。片道6時間で遠いとか言ってちゃいけない。

 

特に奥の院の雰囲気はすごかった。

奥の院というのは、今でも空海が瞑想をしていると言われている御廟まで続く約2キロの参道で、「高野山」と「山」にあるだけあって、森の道。

「御廟のふもとに眠ると極楽浄土に行かれる」という信仰があったそうで、その2キロほどの道には、20万基を超えるお墓がある(信長、秀吉、謙信など武将から、皇族関係、芸能関係の人など)。

 

そのお墓の数(しかもほとんどのお墓は古いもので、苔むしていて、またなんともいえない存在感がある)にもすごく、圧倒されるけれど、されにその参道の“この世ならざる気配”を作り出しているのが、樹齢何百年という杉や檜の木々。

私は結構、木が好きな人なので、この“あなたよりずっとずっと前から生きています”的な木々に囲まれ、しあわせだった!(笑)

 

私が行ったときは、初日は冷たい雨、翌日は暑いほどの晴天の日で、雨と晴れ、両方の雰囲気を味わえるぞ、と、2日とも奥の院へ出向いた。

初日は本当、夕方だったのもあり、凍えそうに寒かったけれど、その分、人もとても少なく、木々と満足いくまで語り合え(って書くと、変な人っぽいけど……ま、変な人だからいいや)、満足だった。

 

そこでまた色々メッセージを受け取り、ありがたく胸に刻んでいるのだけれど、それはここには書かない。

ただここには、お気に入りの木々の写真を並べるだけにする。

この写真から、なにか感じてくれる人がいたら、嬉しい。

そして感じるものがあったら、遠くても是非、高野山に足を向けてみて欲しい。

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