Well Beingの実践

強さとは、弱さに気づける感度のこと

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相変わらずテレビをつけると、コロナのニュースばかりの日々。

みんな今、免疫力とか体力とか「体」のことを考えがちだけど、実はそれ以上に「心」の強さが問われている時期なのかもな、なんて思う。

そしてその心の強さというのは、ブレない強さではなくて、ブレたらそれに敏感に気づいて、戻ろうとできる強さ。

 

自分に「不安」や「恐怖」はないと言い切る人は、目を背けているだけ。

そういう人ほど、自分の強さを証明しようと、外を攻撃する。

政府が悪い、その政策が悪い、その判断が悪い、自分と違う価値観で動いている人が悪い、と。

攻撃的な人が以前より増えているのは、そのせい。

 

本当に強い心とはしなやかな心だと以前から言われるけれど、まさにそう。

そして、敏感であることが、実は強さにもなる。

自分の心の“正位置”が分かっている人は、自分が不安や恐怖でそこからずれるとすぐに気づく。そして、どこに戻せばいいかが分かる。

そういう人は強い。

ずれない人より、ずれたときにずれたと分かること、そして戻せる人が強い。

 

以前よく(元)僧侶の小池龍之介さんの本を読んでいた。

小池さんは座禅瞑想についてこんな風に言っていた。

無になろうとしても、思考が出てくる。なにか考え事を始めたことに気づいたら、無に戻る努力をする。

無からずれるのは仕方ない。大事なのは、気づいたらすぐに戻ること。

ずれたら、戻す。

ずれたら、戻す。

あたかも反復横跳びをするかのように。

 

心の強さも、そんな反復横跳びで鍛えられるように思う。

そして今は、そんな心の鍛錬をする絶好の機会。

 

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