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舞台「ジュリアス・シーザー」

20歳で演劇の世界を離れ、
その後は
数えるくらいしか
芝居を見ていなかった。


「芝居とはこういうもの」
みたいな概念が
邪魔になることもあるけれど、
「守破離」と言うように
土台がないと応用は効かない。



ということで、
もっと芝居を見ることにした✨

野田秀樹以外の
プロの舞台を見たのは久しぶり。

学生時代、
小劇場中心に、
ストレートプレイと、
舞踏とか身体パフォーマンス系の舞台を
色々見た。

その結果、
「野田秀樹と蜷川幸雄だけ見ればいい」
という結論に達していたけど🤣
それから早25年!!


野田秀樹を超える演出家も
たくさん出てきているのだろうな、
と今日は痛感した。

私の「演劇史」は、
更新されていなすぎ!



今日見た
『ジュリアス・シーザー』は
シェークスピア作品。

登場人物の9割は男で、
男たちの権力闘争をテーマにした脚本。

でも、それを敢えて
「全員女性キャストでやる」
という演出に興味があって見に行った。


感想は、
「やっぱりプロはすごい💖💖」
だった。

演出の工夫もすごいし、
役者がすごい。


ただ、脚本はいじっていないのだろう。

Theシェークスピアという
感情吐露の長ゼリフが永遠続く💦

シェークスピアは
もちろんすごいと思うけど、
今の時代には合っていない
部分もあると思う。

役者は上手いし、
場面転換とか、装置とか、
音の使い方とか諸々いいのに、
でも、前半は眠い🤣

もちろんこれは
個人的な感想だけど。

でも、SNSなどで
常に「忙しい」現代人には、
もう少しテンポは必要なのだろう。


などということを考えはしたけど、
演出は良かった😍😍😍

舞台セットは、三面鏡張り。
それも普通の鏡ではなく、
割れていたり、腐食したりしていて
非常に風情がある。

完全な暗転はなく、
死んだ人が亡霊のように歩いて
去っていったり(全然おかしくない)、

前面に大勢の人が出て、
大きな音楽が鳴り、
そっちに注意を惹きつけているあいだに
裏に大きなセットを出すなど、
場面転換の工夫がすごい。

衣装も、敢えて全員がワンピース🤩

女性が男役をやっているのだけれど、
(台詞も「俺」のままなのだけど)
衣装は敢えてのワンピース🤩🤩

しかもみんな似た色なのだけれど、
赤・赤紫・紫があり、
それが力関係などを暗示していそう。

とか、色々ワクワク😍


そして、
私は今まで演出とか考えて
芝居見たことあったかなと
思った。

以前は自分が役者だったから、
演技を見ていた。

役者やめたあとは、
ストーリーとか、物語の構成。

つまらない物語だったら、
自分ならどう書き換えるかを
考えたりする。

これは演劇に限らず。
小説、映画などを見ても。

(今日の芝居は台詞に飽きはしたけど、
 やっぱり構成は素晴らしい!と思った)


でも、
どうやって場面転換させているかとか、
照明や音響、衣装について
今まではほとんど注意を
払っていなかったなと気づいた。


それは、「反省」でもあるけれど、
今はそれ以上に、
自分は新たな視点を手に入れたんだなという
喜び💖💖💖


「パキラ」で
演出をさせてもらったことで、
今まで見てこなかった部分が、
非常によく見えるようになった。

この「増えた視点」は
きっと小説を書くときなどにも
役立って行くと思う。


改めて、
なかなか経験できない大舞台で
「作・演出」をさせてもらったことに
感謝が湧いた日だった。

そして、
「演出」の奥深さをまた感じた!


上質な作品なので、
良かったら見に行ってください💖

当日でもチケット取れる感じなので、
応援したい✨✨


主役の吉田羊さんも良かったけれど、
あまり出番はない「シーザー」役の
シルビア・グラブの存在感が素敵だった😍

あと今まで認識できていなかったけれど、
松本紀保さん、久保田磨希さんも
すごみがあって、圧倒された✨✨

演技指導には興味ないんだけど、
演技が上手いってどういうことなのかは
すごく知りたくなった。


また来月も芝居を見に行きます💕


※今日もらったチラシの中に
 「明星真由美」という懐かしい名前を見つけ、
 うわぁ、行く! となった。
 明星さんは、早稲田劇研の大先輩。
 当時から、堺雅人さんと明星さんは
 特別なオーラを醸し出していた。
 まだ役者を続けていたんだと嬉しい。

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