Well Beingの実践

「できない」のもベストなタイミング

張り切って始めるけれど、なかなか習慣にできないことってあるよな、と思う。

私は結構、「やるぞ」と決めたら、コツコツ続けるのが得意な方なのだけれど、それでも、瞑想はなかなか習慣にできなかった。

 

続けられないと、自分を責めがちだけど

今はもう15か月くらい、毎日欠かさず静かに座る時間を作れるようになっているけれど、「瞑想を習慣にしたい」と初めて思ったのは、多分15年くらい前だったと思う。

それから数年に一回、「今度こそ!」と思うけれど、続かないことが何度もあった。

 

そういうときは、「やろうと決めたのに、あー、またフェードアウトしちゃったよ」とがっかりしたり、「こんなんじゃダメだよ」と自分を責めたりしていた。

でも、今になって考えると、「あのときはタイミングじゃなかったから、できなかったんだな」とさらりと思う。

 

目覚めないと、どんどん悪いことが起こる?

今回続けられたのは、去年結構厳しい状況があって、それに精神的にやられたくないという強い動機があったからだった。

その、外で起こった出来事は、三次元的に捉えると、マイナスなこと。

 

たまにスピリチュアルな発信をしている人がこんなふうに言っているのを聞くこと(読むこと)がある。

すべてのことは目覚めのために起きている。

早い段階で気づけば、小さな出来事ですむけれど、なかなか気づかないと、どんどんその出来事はハードなものになっていく」と。

それもそうなんだろうな、と思う。

私も、十年前に瞑想を完璧に習慣化して、その頃から外の出来事に振り回されず、常に内側を見るように生きられていたら、去年起きたようなことが起こる必要はなかっただろう。

 

でも一方で、私にとっては、このペースなり、このルートが最善だったのだろうなとも思う。

 

本気で内側に向き合うとき

人間やっぱり、「あー、もう本気でどうにかしたい!」「あー、もう、本気で変わりたい!」と思わなければ、なかなか変われない。

そして、「あー、もう!」と思って、本気になって変われたのなら、なかなか元には戻らないと思うんだよね。

 

HappyさんがHappyさんになったのは、旦那さんの浮気が原因だったというのは、有名な話だけれど、旦那さんが相手と別れて、”もうしません”と謝って、「これ以上、外はもうどうにもできないという状況になったのに、気分の悪さはどうにも抑えられなくて、とにかく少しでも気分を楽にしたい、というのが発端だった」と。

そしてこうも言っていた。

引き寄せの法則で結果を出せない人って、外の何かを求めすぎの人が多い。私は望んだのが“気分”だったから、逆に変化が早かったんだと思う。

それに望みが外のものの人の場合、それが手に入ると、自分の内側に向き合うとか、そういうこと忘れて、元に戻っちゃう人も多いけれど、望みが内側のものだった人の場合、戻りづらい。

それを聞いて、あー、なるほどな、と思った。

 

本気で変わりたい! 本気で自分の内側を変えたい! と思うときって、多分、そこそこハードなことが外で起こっている。

でも、それは「簡単には元に戻らない、本物の変化」を自分にもたらしてくれるものである可能性も高い。

だからそういうとき、「もっと早く〇〇していたら、ここまでのことを経験せずにすんだのに」とか思う必要はないと思う。

 

そして逆に、瞑想とか、ネドじゅんさんの言う「エレベーター呼吸」とか、自分の内側を見るとか、そういう内観的なものを習慣にできない場合は、まだその時期ではない、と思って、さらりと受け流してしまっていいように感じる。

本当、必要なことはちゃんと必要なときに、よい形で起こる。

そんな、世界や流れに対する信頼さえあれば、すべてOKだと思う。

 

焦らず、そして今や過去の自分を責めず、ニュートラルに生きましょう(^^♪

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