11月の終わりごろ、1泊2日で京都へ行って来た。
以前は、毎年秋に京都へ一人で行くのが自分のなかでの恒例行事だったけれど、さすがに結婚してからは、3年に1度くらいのペースで。
やっぱり京都はいい。
Contents
まだ穴場もある
歩くのも困難なほど混んでいる場所も多いけれど、まだ穴場的スポットもちょっとは残っているので、静かな場所にたどり着けたら、そこでゆっくり、一時間くらい過ごしたりして、本当に「マイペース」に過ごしました。
以前は、ガイドブックを見ながら歩いていたのだけれど、最近は、見るべき場所は大体頭に入っているので、文庫版サイズの地図だけを持って歩いています。
ガイドブックだと、「〇〇寺にいくには、××駅からバスに乗って15分 △△寺にいくには、◆◆駅から歩いて5分」などと書かれているのだけれど、地図を見ると、意外と〇〇寺から△△寺まで、20分くらいで歩ける距離だと分かったりするので、結構いい。
今回は、行きと帰りだけ電車やバスに乗り、あとはほとんど、歩いて移動していました。
行った場所のメモ
1日目 嵯峨野
◆鹿王寺・・・6時50分東京発ののぞみで行ったので、9時頃に京都に到着。その足で嵯峨野に行ったら、すでにもう混んでいたけれど、嵐山とちょっと離れた方向に行くこのお寺はまだ静かで、落ち着きました。
◆宝筺院・・・本当に紅葉は綺麗。ただ、狭い場所にすっごい多くの人が集まるので、いい写真は撮れません
◆直指庵・・・駅から結構歩かないといけないせいか、結構人が少なくて落ち着きます。訪れた人が想いを綴るノートがあり、いつも書かないけれど、読んで、色々考えさせられます。みんな結構色々な悩みを持って生きているんだなぁ、などということを。
◆高台寺・・・バスで四条河原町まで戻ったので、ついでに八坂神社と円山公園を見て、高台寺のライトアップへ。日没時からライトアップ開始だったのだけれど、その30分ほど前に入ったら、ちょうど良かった。一通り見て出てきたら、長蛇の列だったので。紅葉だけではなく、庭園がライトアップされるのは新鮮だった。
2日目
◆源光庵・・・以前より人が増えてしまった気がする。丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」があるのですが、「悟りの窓」の前で記念撮影をしようという列が出来ていて、興ざめ......。以前行ったときはもうちょっと落ち着いていたのだけれど......。写真を撮るのはいいけれど、ばたばた、しゃべりながら入ってきて、写真を1枚撮ったらそれで終わりと帰っていくおば様方は邪魔だ......。悟りなど程遠い場所でした......(そのなかでも静かな心を保つことこそ悟りなのか?)。
◆大徳寺・・・ただの通り道だったのだけれど、苔むした庭に堂々と立つお堂が美しかった。紅葉がない分、非常にしずかでいい雰囲気でした。
◆金閣寺・・・修学旅行以来、行ってみた。久しぶりに見て感動。やはり金閣寺を見ると、三島由紀夫の「金閣寺」の世界を思い出す。
◆北野天満宮・・・ここも紅葉は非常にきれいだったけれど、人が多すぎ、落ち着かなかった。くもりときどき晴れという天気だったので、陽が差したときだけ世界がぱっと華やいだ。
◆等持院・・・庭に出て一周できるのだけれど、あまりメジャーな場所じゃないのか、人が少なく、満喫できた。これだけ立派な庭を維持できるってすごいな。締めにふさわしい場所だった。