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本多孝好「正義のミカタ」
本多孝好さんの本を読みました。 私も大好きで、ファンも多いはずなのに、たま~にしか本を出さない本多孝好さんの新作。 エンターテイメント色が強い 今までのおしゃれな雰囲気とはがらりと変わり、テーマと ...
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東野圭吾「白夜行」
かなり長時間かかったけれど、「白夜行」をようやく読み終えた。 やはり長いだけあって、力作!という感じ。 やっぱり長編、特にミステリーを書ける人は頭がいい。自分にはこういう頭の良さはないな、と半分あきら ...
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恩田陸「夜のピクニック」
恩田さんの作品は正直あまり好みではないのだけれど、マイミクさんに「現実の力を感じる」と勧められ、読んでみた(もちろん、実話ではないけれど、この行事自体が実際にあるということ)。 実際にある行事のリアリ ...
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瀬尾まいこ「強運の持ち主」
瀬尾さんの小説はいつもほんのりと温かくて読みやすく、やっぱりいいなぁと思う。 かもしだす雰囲気はどの小説も同じなのだけれど、人物の作り方や設定や話の流れにオリジナリティがあるから、読んでいて飽きない。 ...
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東野圭吾「手紙」
映画は今、公開されているのかな。 映画を見ても良かったのだけれど、東野さんの本は好きなので、本の方を選んでみた。山田くんと玉山くんもいいんだけどね。 刑務所に入った兄から届く手紙 ストーリーは、弟 ...
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野中柊「小春日和」
野中さんの本は久しぶり。 最近の作品はほわんとあたたかい 一番初めに読んだ「草原の輝き」は結構痛さや切なさを感じ、そのとぎすまされた感じが好きだったのだけれど、それ以降、もっと「ほわん」としたあた ...
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奥田英朗「ガール」
奥田英朗は一番「イン・ザ・プール」が好きで、伊良部先生のシリーズは少しずつトーンダウンしている感じがしてちょっと残念なのだけれど、この作品を読んで、奥田さんの作品全体がトーンダウンしている訳ではないの ...
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よしもとばなな「イルカ」
むかしはかなり、ばななさんのファンで、ほとんど全部の本を読んでいたのだけれど、ここ5年ほど、思いついたときにしか読まなくなってしまった。 なんかすごい「思想」を感じるようになってしまったからかなぁ。 ...
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映画「博士の愛した数式」
小川さんの作品の映画化。 原作も映画もそれぞれにいい 小説もあたたかく愛に溢れた内容で良かったけれど、映画も負けていなかった。 小説にはないエピソードを加えながらも、その世界を変えてはいず、むしろ ...
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劇団ひとり「陰日向に咲く 」
話題になってからだいぶ経ってしまいましたが読んだ。 劇団ひとりの世界がそのまま小説になっている 文章力があるとか、文学的だというのとは違うけれど、おもしろかったし、上手かった。 上手いのは、キャラ ...