映画(ま行)

「水の女」

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 浅野忠信とUA主演の映画(浅野の映画をよく見ているけれど、ファンではないです)。

 題名とあらすじに惹かれてビデオを借りて見たのだけれど、なんだかシュール過ぎた。特に最後はかなりついていけなくなった。

 映像は綺麗。全体的に青がかっていて、はっきりとは見えない感じが、不思議な世界観をかもしだしていた。川と木々のイメージとか、銭湯の中の雰囲気とか、なかなか良かった。ぼんやり浸るという意味ではそれなりにいい映画だった。UAが存在を主張しすぎない自然体の人だったのもプラスだったかもしれない。

 ただ、設定に必然性が感じられなかったり、ストーリーとか出来事で見ると、やっぱりシュールなのよね……。

 私は自分の小説で「イメージを書きたい」と言ってきていたのだけれど、知り合いには「イメージを重視して書いているようには思えない」と言われた。今までは、「そうかなぁ……」とぼんやり思っていたけれど、最近は結構その意味が分かってきた。

 自分の書きたいのはあくまで人の心の流れであって、感情のリアリティや説得力。そして、その根幹である心に一番しっくりとくる風景なり、イメージの描写を、ストーリーなり主人公の心に沿わせていきたい、そう思っているんだな、って。
 自分の好みに合わないものに触れると、自分の本当の好みが分かる。

 最近、しばらく新作を書いていないので、「小説を書かない一日には、何の意味もない」と思えてしまうぐらい、結構ストレスがたまったりするのだけれど、色々なものに触れ、「あ~、書きたい。でも、何を書けばいいんだぁ~」っていう苛々を募らせる日々から、多分、私は確実に何かをつかみかけている……そんな気はしている。まぁ、そう自分を納得させないと、穏やかな気持ちで眠りにもつけないって感じかもしれないけれど……(笑)

 ま、ゆっくり、でもしっかり進んでいきます。

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