一昨日、直前稽古2日目
昨日、3日目。
毎日夜遅くまで稽古
& 演出家仕事細々で、
なかなかレポート書けず。
でもこれだけは
書いておきたくて、
朝、慌てて書いている。
一昨日の夕方、
稽古の途中で、
みんなで一斉にインスタに
チケット販売の投稿をした。
それぞれがパキラを
「私の物語」として
文章を書き、
同じスタイルで
撮影してもらった
格好いい画像と共に載せた。
稽古が始まったくらいから、
HTLの人の多くが
夏パキラに注目してくれていたし、
“Happyさんのイベントだから
完売するだろう”という意識でいた。
その意識に何の疑問も抱かなかった。
チケットは予想通り、
すごい勢いで売れた。
でも、「数時間で完売」という
Happyさんがいつも当たり前のように
やっている結果に及ばなかった。
5時間くらい経っても、
2500枚中500枚のチケットが残った。
「Happyちゃんのソロライブチケットが
2000枚、すぐに売れたのに、
HTLの精鋭部隊が30人も集まった
この座組で、この結果。
悔しがってください」
その日の夜、Happyさんから
ラインが入り、
Happyさんにしては珍しい
方向からのメッセージで、驚いた。
でも、その言葉の意味は、
昨日のMTで分かった。
「みんなまだまだHappyちゃんに
おんぶに抱っこされている。
日本を代表する企業の社長が、
“普通のコミュニティは
一人のカリスマがいて、
みんなその下についている。
でもここは違う。
メンバーそれぞれの個が立っている。
ここに日本の未来を感じる”
と言って、HTLに入ってくれた。
ここにいる30人は
そのHTLの精鋭部隊だと思っている。
なのにその30人が、
“Happyちゃんの舞台だから売れる”という
意識のままでいいんですか?
“私”が世界の中心にいなくていいんですか?
Happyちゃんの世界の一部でいいんですか?
その意識は舞台に立ったときも
現れてしまうよ」
あぁ、なるほど、と思った。
前日夜のラインでは
意図が良く分からなかったけれど、
この言葉を隣で聴いたら、
涙が止まらなくなった。
6月1日のオーディションから
約2か月、
Happyさんの隣に
いさせてもらいながら、
自分はいったい、
何を学んでいたのだろうと思った。
「Happyさんの創るイベントだから、
みんな期待している。
普通は作・演出が誰々だから行く、
誰々さんが出ているから行く、
というものだけれど、
これはHTLのイベントだから
違うんだな」
と当たり前に思っていた。
でも、違うよ、
HTLだからじゃない。
私の意識が弱かったからだ。
このままの意識で
公演を終えていたら、
私はまた
「選考委員や編集者に
気に入らなければ、
作品を世に出せない」
という弱い立場にいる
ただの物書きに戻っていた。
こんなすごい経験をさせてもらいながら、
そこに戻っていた。
昨日のMTの最後、
みんなで
「じゃあ、本当はどんな存在状態で
いたいのか」を一言ずつ宣言した。
そしてHappyさんは言った。
「チケットがすぐに完売しなかったのは、
みんながこの意識を共有するため。
すぐに売れなくて良かったんだよ」
夏パキラメンバーの中でも
意識の段階は様々で、
反応もそれぞれだった。
私は「悔しい」と
心から思えた自分には少し、
成長を感じた。
今回、一番悔しがっていたのは、
まみさん @manda_mami423 だった。
まみさんは昨日の昼の時点で
残っていた200枚を自分で買い取り、
販売すると決めた。
格好良かった。
※まだカートできていないようですが、
8月15日と16日の18時~
残っているA席・B席のみ、まみさんが販売します。
まみさんのインスタをチェックしてください。
カートができる前でもDMすると
席を確保できるはずです。
@manda_mami423
私はこの「悔しい」を別の形で
自分のエネルギーにする。
私は夏パキラの後は、
HTLのメンバーとも一緒に
何か作って遊びたいと思うけれど、
それ以外にHTL外で、
Happyさんの力に頼らず、
自分の文章力で、
一流の世界を産み出したいと思っている。
私の創り出す世界に
共感してくれるスポンサーや
プロデューサー、演出家を
産み出し、
妥協のない一流の表現を創る。
そして3年後とか5年後、
Happyさんを圧倒するくらいの
存在になって、
本当の意味で、ちゃんと隣に立ちたい。
今はまだまだ
そことの隔たりを感じるけれど、
でもその意識だけ先取りして、
残り10日間を過ごします!
私の書いた
「ザ・パキラ
~善と悪・光と闇の物語~」
見に来てください!
直前稽古2,3日目