演劇

パキラ稽古 15日目

夏パキラ稽古 15日目
 
今日で9日連続だった
「集中稽古」前半が終わり、
明日は稽古は休み(宣材撮影がある)。
 
明後日から2泊3日で
夏パキラメンバー全員の合宿。
 
一日休みがあって、
翌日からは
「集中稽古」後半戦に入る。
 
集中稽古後半戦は、
衣装や音響や映像、すべてを合わせ、
おかしいところを洗い出し、
照明の打ち合わせもし、
6日で5回は通し稽古をする。
 
いよいよ
稽古のクライマックスに
差し掛かってきた!
 
 
今日の稽古はダンサー稽古のみ。
 
 
でも今日もmai先生が来てくれて、
バレエ基礎レッスン。
 
mai先生は昨日
1時間レッスンをしてくれたあと、
ちょっとだけ芝居稽古を見て
帰っていたのだけど、
このみちゃんの件をインスタで見て、
「本当に変わったね」と
喜んでいた。
 
体だけ見ても、
このみちゃんは
首と肩のあたりにすごい
緊張を感じたという。
 
やっぱり体と心は繋がっている。
 
 
今日はmai先生が
レッスンの途中、
「頭と体をつなげるのではなくて、
 心と体をつなげるの」
と言っていた。
 
確かに、それって大事だな。
 
 
そしてそんな話をしているとき、
Happyさんがライブ前に
右足をねん挫した話を始めた。
 
「そのとき、どんな意識でいたか、分かる?
 
 最初は“なんで怪我なんてしてしまったんだろう”と
 後悔が激しくて、そのときは痛みも強かった。
 
 でも、途中で
 “もしここが、
  全員が右足をねん挫している国だったら、
  私はねん挫していても気にならないな”と
  思った。
  そうしたら、痛みが和らいだ」
 
えええ???
全員がねん挫している国って……。
 
「それはちょっと上級者すぎる
 意識の使い方で、
 ちょっと応用の仕方が分かりません」的
 空気が場を満たした(笑)
 
 
でも、言いたいことはきっと、
「今の自分が世界基準」ということだよな、きっと。
 
体に痛みがあると、
「取る」ことばかり考えてしまう。
 
でもそれは、痛みと戦っている。
もっと言えば、自分の体と戦う意識なんだな。
 
そう思ったら、
自分は自分の体に
ひどい言葉ばかりかけているような気がした。
 
「痛みが出るほど、
 頑張っているんだね」なんて
 思ってあげたことなかったな、と。
 
でも自分の体に
酷な言葉を掛けているということは、
自分の心にも同じくらい
酷な言葉を掛けている。
 
まずはもっと自分の体を労わろうと
思えた日だった。
 
mai先生、ありがとう!
 
 
そのあと、みんなで瞑想してから、
 
昨日振付をしてもらった1曲を
Happyさんを入れて確認。
 
そして新しい曲の振り入れ。
 
 
cenさん( @cenokada )の振り付けは
本当、神!
 
 
それぞれのダンスの意味とか
伝えたい内容については
事前に聞かれたけれど、
「どんなダンスがいいですか?」
みたいな質問は一切されなかった。
 
つまりcenさんは
台本を読みこみ、
ダンス前の芝居を見て(動画)、
独自にイメージを膨らませ、
cenさんの世界を産み出してくれている。
 
それなのにそれが、
自分が脚本を書いていたイメージの
延長線上にある、
イメージしていたより
ずっとずっと素敵な世界観で、
感動した。
 
 
昨日、このみちゃんの話で、
「心が壊れないように、
 心を閉じていた」みたいな
気づきのシェアが
あったけれど、
 
私もふと気づいた。
 
オーディションのときは、
自分が書いた台詞をみんなが
言ってくれていることに
ものすごい感動したけれど、
稽古に入ってから、
「この脚本、自分が書いた気がしない」と
思っていた。
 
 
でもそれは、怖かったから。
 
ものすごい数の人を巻き込んで、
ものすごい予算を掛けて
創りあげているこの世界の中心にあるのが
自分の書いた作品で大丈夫なのか?
 
オーディションで
多くの人を巻き込み始めてから、
その想いが強くなり、
「それは、考えるのはやめよう」と思った。
半分無意識に。
 
 
でも今日、最後の、
そして一番大事な曲の振りが入り、
ものすごい世界観がそこに
立ち上がっているのを見たとき、
 
うわぁ、すごい。
と、思った。
 
自分の書いた作品を、
こんな素敵な世界に仕上げてくれて、
本当に嬉しい、という
気持ちが沸いた。
 
 
もう、このパキラの中心にあるのは
みんなの想いであり、
一人ひとりの物語。
 
そうも思っているけれど、
でも、
Happyさんの
インスピレーションを受け取って
書き始めた、
私のパキラの物語が
こんなふうに育ってきたことを、
きっと私はもっともっと
喜んでいいよね。
 
 
cenさんの振り付けで
内にすごく入りこんで踊る
素敵なダンサーさん達を見ながら、
 
去年の夏に思った
「天才の一人として
 天才たちを共同創造する」
という夢が本当に叶っていると
心から感じた。
 
 
こんな素敵な体験を
本当に、ありがとう。
@sachitakekoshi.0904

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