1か月半ほど更新を休んでしまいましたが、元気です！
今日は2022年も終わって10日経ってしまったけれど……今日は2022年……いや、正確に言うと2021年～2022年に体験したり、感じたりしたことを改めてまとめてみたいなと思って、記事をアップしました。
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「まず内側」
スピリチュアルな発信に日々触れている人なら、耳にタコができるほど聞いているであろう「まず内側」という言葉。
私も2017年からHappyさんのブログを読み始め、その後、ソースチャンネルやHTLを経て、よくわかったつもりだったけれど、まだまだだったな、と痛感したのが、2021年後半だったように思う。
まだまだ全然、意識が外に向きまくっていた。
私にとって2021年は「パキラ」一色の年だった。
Happyさんの発信をその当時見ていた人にとって、私は結構な「成功者」に見ていたのではないかと思う。
確かに、自分の作・演出の舞台が、ライブ＆オンライン合わせて、のべ5000人くらいの人に見てもらえたというのは、ものすごく大きなことだったし、とてもありがたいことだった。
それまで、文学賞はいくつか取っているものの、さほど多くの人に小説を届けられていなかったわけだし。
そんな私にとって、「自分の作品が世に広がり、評価される」というのは長年の夢で、「それが叶えばしあわせ、それが叶えば成功」と定義できるものだった。
一方、2022年の一年間は、「何をしたか」だけ見たら、「取り立てて大きなことはない」一年だった。
でも、2022年は、2021年の10倍くらい、しあわせを深く感じた一年だったように思う。
しあわせを感じる感度・成功を感じる感度
Happyさんもよく配信で「結局、しあわせな状況というものがあっても、しあわせを感じ取れる感度が自分になければ、しあわせは感じられない」と言っていた。
「しあわせを感じられないから、一つ“成功”しても、”これじゃなかった”と言って、すぐに次の“成功”目指して、またわき目も振らず、突進し始める。でも、それじゃあ、いつまでたっても、しあわせは感じられない」
これも分かったつもりだった。
分かったつもりだったけれど、「でも作家として成功できれば、私は絶対満足できるし」と思っていた気がする。
それって、全然分かっていなかったんだな💦
それが「パキラ」を通して、ようやく分かった気がする。
自分がちゃんと分かっていなかったということが、分かった。
「パキラ」の成功とか、パキラ見た人からの感想はとても嬉しかったけれど、私はすぐに「次は小説で成功しなきゃ」と思っていた。
「本当に自分の力で勝負する小説で」と。
なぜなら、「パキラ」の成功はHappyさんの力であって、私の力じゃないし、と思っていたから。
でも、私は今までもずっと自分が手にした「成功」を「成功」と認めてこなかったと気付いた。
過去に文学賞をもらったときも、いつだって「出版社系の賞じゃないから、これじゃ、まだダメだ」とばかり思っていた。
そんなことに気づいた。
……そんなふうに自分で思っていたから、「この賞を獲っただけでデビューした作家も何人かいますけどね」など編集者さんに言われても、頑なに大きな出版社系の賞を追い求め続けていたのだと思う💦
というか、「まだまだな自分」を常に自分で維持し続けていたんだ、きっと。
「内側」とは心と体
2021年終わり～2022年初めはちょっと病気などもして、人とあまり会わなくなり、内側に引き籠った。
今まで自分の「心」には結構意識を向けていたけれど、「心」の延長線上にあるものとしての「体」に意識を向け始めたのが2021年の終わりから2022年だった。
そのあとHappyさんが「イマココ７DAYS PROGRAM」というのも始め、その配信内容も「体」のケアが多かったし、
私自身も「呼吸」を通して、「ソース」と「心」と「体」をつなげることをとても意識的に行っていた。
（そのきっかけは、「エネルギー・コード」という本。この本の感想についてはこちらの記事で）
これは本当に良かった。
「しあわせの感覚」というのは「心」だけで味わうものではなく、「体」の感覚でもあるのだということが実感として腑に落ちた。
そして一回分かると、今まで外の刺激で起こせていた「しあわせの感覚」を、いつでもどこでも起こせるのだということが分かった。
今までも、大きな成功を手にしたときでなくても、好きな緑のなかで（広い公園とか）日に当たっているときとか、美味しいものを食べているときとか、ちょっとした日常のなかに「しあわせの感覚」は持てていたけれど、
自分の呼吸だけで作り出せるようになれば、もはや「公園」にも「おいしいもの」にも頼らなくていいということになる。
そうすると、「しあわせ」は日常のどこにでも転がっているものになる。
特別なものではない。だから、追い求めなくてはいけないものでもない。
そして、「追い求めなくていい」となれば、「今」「ここ」でゆったり寛げる時間が増え、ますます「今」「ここ」にある小さな「しあわせの感覚」にアクセスしやすくなり、一層しあわせになっていく。
そんなことに気づき、そんなことを地味に実践していたのが私にとっての2022年だった。
今まで以上に、のんびり、引き籠っていたから、「2022年何をしていたの？」と訊かれると、「まぁなんか、平和に」みたいな答えになるけれど、
この心の変化は、実は2021年に外で起こした変化より、大きいのではないかと、個人的には思っている。
心→体→外側
そして私はこんな図を今年の初めに書いた。
※スマホなどで見ると画像が小さくて文字が読めないかもしれないけれど、内側から「心」「体」「作品」「身近な人・環境」「外からの評価」
以前、「しあわせの感覚」がすべての土台にあるべき、みたいなことをピラミッド型で図解した。→ 願いを叶えるための基礎体力
それと似たようなことなのだけど、もっと細かくしたのがこれ。
「心」がすべての土台。
だから、ピラミッド型でもいいんだけど、今は、「心」の整いや良いエネルギーを「体」に伝え、さらに「作品」に伝え……という、影響の輪のようなもののイメージが強いから、こういう図にしてみた。
エネルギーのことを知らない人は、とにかく「外」に働きかけてしまうのだけど、それはただの力業。
エネルギッシュな人はできるかもしれないけれど、私は無理な方だし、できたとしても、続けていると疲弊しちゃう。誰でも。
なぜなら、本当の成功とは、この図のように、内側から外側へ広げていくものだから。
ということが、この２年くらいで、本当によく分かった。
そしてこの１年ちょっとで大きかったのは「心」の次に「体」が大事だということが実感できたこと。
これは、「健康が大事」とかそういうことではなくて、「体」に意識を向け、呼吸とエネルギーを通し、体の感覚に敏感になるということ。
そうしていれば、結果として体は健康にならざるを得ないとは思うけどね。
心と体にしっかりと意識を向け、意識的に整え、エネルギーを通していると、本当に内側が外側に反映される。
外に働きかけなくても、環境が整ってきたり、良い話が来たりする。
私の場合、2022年は後半になって、「外」の変化が表れてきた。
まだ「身近な人・環境」のレベルでの動きがほとんどだけど、これは絶対じわじわと、もっと広がっていくと今は確信がある。
3つ目の輪にある「作品」というのは、私の場合であって、作品作りをしているわけでなければ、ここは無視してもらっていいけれど、
でも、たとえば料理好きな人なら「料理」とか、園芸が好きな人なら「育てている花」とか、そういうのにも、自分の心と体の質の変化がまず現れると思う。
「外」に不満があったり、心が満たされていないなと感じる人ほど、この図を理解しようとちょっと試してみて欲しいなと思う。
エイブラハムの言葉で、「自分の意識は変わったのに、外が変わらないと言う人がいますが、外が変わらないと言っている時点で、まだ意識は変わっていません」みたいなものがある。
この言葉、最近本当、なるほど、と思う。
今ももちろん、外は変えたい。
私の作品はもっともっと広がるべきものだと信じているから。
でも、もしそうならなくても（絶対そうなるとは思うけど、たとえ認められるのが私の死後とかになってしまったとしても）、今この状態にいる私も毎日しあわせだ。
そう思えることが、実は結構大きな宝ものじゃない？と思う。