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よしもとばなな「イルカ」
むかしはかなり、ばななさんのファンで、ほとんど全部の本を読んでいたのだけれど、ここ5年ほど、思いついたときにしか読まなくなってしまった。 なんかすごい「思想」を感じるようになってしまったからかなぁ。 ...
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よしもとばなな講演会(in 岡本太郎記念館)
2005/5/10
岡本太郎さんについては、当然、以前から存在は知っていたけれど、記念館に行くのも、岡本太郎さんの絵を生で見るのも初めてだった。 私は結構、抽象絵画が好きなので(一番好きなのはポロックだけれど)、こういう ...
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よしもとばなな「なんくるない」
2005/4/26 小説レビュー
最近のばななさんの作品はあたたかくていいなぁ。 痛いほど研ぎ澄まされた世界観からあたたかさへ 昔のような痛いほど研ぎ澄まされた世界観はないのだけれど、そういう痛さは、年齢を重ね、自分の視野が広がる ...
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よしもとばなな「王国」
2005/2/14 小説レビュー
「王国1」「王国2」と続けて読んだ。 思想を語るように 最近のばななさんは、とぎすまされてきた感じ。 無駄なものをどんどんそぎ落として、本当に伝えたいことだけストレートに書いているなっていう感じが ...
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よしもとばなな「子供ができました」
2004/10/6 小説以外
「すごいなぁ」と正直に思ったり、「なるほど、こういう人がああいう本を書くのか」と発見したり、たまには「こういう考え方をするなんて不快だ」と感じたり……いい意味で色々刺激を受けられた本だった。 どの ...
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よしもとばなな「High and Dry(はつ恋)」
2004/9/30 小説レビュー
つり広告で見て、おもしろそうなので、読んでみた。 ばななさんは最近、ちょっと宗教がかったというか、オカルトチックな方向に進んでいる気もするのだけれど、この作品では、それが自然な感じで消化されていて ...
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吉本ばなな「デッド・エンドの思い出」
2003/12/1 小説レビュー
人の心の中には どれだけの宝物が 眠っているのだろうか-。つらくて、切なくても、 時の流れの中で 生き生きと輝いてくる 一瞬を鮮やかに描いた 5つのラブストーリー。 きちんとしあわせを書こうとする ...