邦画

黒澤明監督映画「生きる」

久しぶりにDVDを借りてきて見た。

 

世界の巨匠

世界の巨匠、黒澤明監督の作品。

大学時代、映像論などの授業で作品の一部分だけ見たり、その解釈を聞いたりしたけれど、実際に見るのは初めてだったかもしれない。

今回は知り合いに薦められたのがきっかけで見たのだけれど、よい機会だった(今度は小津安二郎も見たいなぁ)。

やはり世界でも評価される名作というだけあって、どことは言えず日本的だなぁという印象を受けた。

たまに見るとモノクロの世界は味があっていい。

そしてよく聞き取れない、不明瞭な会話や(古い映像だからか?)、テーマも重さに比べて淡々としている進み方など、いいなぁと思う。

こういうのがやっぱり日本の良さでしょ。

  

余命半年

この映画の内容は、一言でいうと胃がんで余命半年ほどになった主人公の公務員が、その後、どう生きるか、というもの。

仕事に行かなくなるというところまではなるほど、と思うけれど、そのあと、仕事で自分を表現しようともがくところがいいなぁと感じた。

  

でも、この映画を見ても、「常に余命がわずかと思って生きるべきだ」なんてことは思わないし、言う気もないな。

余命がどれくらいあるか分からない人間は、ただ先のことを見て、明日のために、そして守るべきもののために生きてもいいと思う。

ただそんなふうに思うのは、私自身は余命半年を宣告されても、大して今と変わらない生活を送るだろうと思えるほど、やりたいように生きられているからかもしれない。

まぁ、敢えてこの映画の内容とリンクさせて何か言うなら、人間、変わるのは大変だけれど、変わろうと思えばいつからでも変われるんだよ、っていうことかな。

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