Well Beingの実践

ニーバーの祈り

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

神よ。

変えられることを変える勇気を。

変えられないことを受け入れる冷静さを。

その2つを見分ける英知を与えてください。

上記は、「ニーバーの祈り」として有名な詩の一部。

 

最近、コロナの最新情報を得ようと、Twitterを見る機会が多くなった。

そうすると、色々な人の色々な意見を目にする機会も増える。

 

前回の記事にも似たようなことを書いたけれど、こういう状況のときほど、人の真価が問われるなと感じる。

同じニュースに触れて、感じることがこうも違うのかと、興味深い。

  

そして上に記した詩を思い出した。

こういうときに大切なのは、

「変えられないものを受け入れる冷静さ」と「変えられることと変えられないことを見分ける英知」だ。

 

病気の場合、ある程度の予防はできるし、自衛はすべき。

でも、自分や大切な人が実際に病気になるかどうかは、人間の力ではコントロールできない。ある意味、神の領域。

でも、あらかじめ人は自分の人生の大まかなシナリオを書いて、寿命を決めてきたと考えれば、傍から見て最悪のシナリオだと思えても、本当に最悪なのかは分からない。

運命に対しては、謙虚でいるべきだ。

 

思考と感情も整理しよう

そしてもうひとつ思うのは、思考と感情の整理の大切さ。

 

社員研修などでよく紹介される「トヨタ式」の「なぜを5回繰り返す」という論理的思考を鍛える方法がある。

これは、ミスがあったときに「なぜ」それが起こったのかを考え、さらにそれ(原因と思われること)が「なぜ」起こったのかを考え……と5回深堀していくうちに、表面的ではない、根本的な原因が見つかる、みたいな話。

 

感情とか、漠然とした不安や悩みに飲みこまれがちな人は、そんなふうに原因を突き詰めていく癖をつけてもいいかもしれない。

 

感情の整理が下手な人は

「今、不安である」→「なぜなら、新型コロナウイルスが広がって、感染者がこんなに増えているから」(だから誰もが、不安になって当然である)

くらいのところで、思考がストップしているように思う。

 

でも、誰もが不安になっているわけではない。

じゃあ、不安を感じていない人と自分はどこが違うのか? 自分の不安の原因はどこにあるのか? その不安は根拠のあるものなのか? その根拠は正しいのか?

 

こんなふうに因数分解しているうちに、多分、ちょっと冷静になる。

 

ただ逆に、そんなふうに頭を使いすぎて、疲れてしまうタイプの人もいるはず。

そういう人は、逆に思考を休めて、のんびりお風呂に入ったり、いつもより睡眠時間を長くしたり……そんなことの方が効果があると思う。

 

要は心と頭、そして体のバランス。

今はそのバランスをとる訓練に最適な時期だなと思う。

今、ここでできることを、淡々と。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る