今日は暗室にこもって、現像をした。結局3時間ぐらいしていたのかな…。暗室に一人でこもっていると、時間の感覚がなくなる。「うわ! もうこんな時間?! 授業が…(^^;)」というのは、よくある話(笑)
人の体内時計は、25時間が1日、という構造になっているらしい。だから、きちんと陽の光を浴びないと、1時間ずつずれていく。眠くなる時間や、目の覚める時間が。…なぜ、地球に始めから生まれ、地球に少しずつ適応できるように進化してきた結果としての人間が、そんな、地球に生きるには不適切な1時間を持っているのだろうか。
暗室に一人でいる時間は、外からの何の刺激もない時。その時、時間が経つのが早いと感じるのなら、人は本当はもっとのんびりした生き物だということなのではないだろうか。きっと、その時間は、この世の中の決まり事である時間ではなくて、自分の持っているリズムを見つめて生きているはず。
世の中に、適応しきれてしまうのも怖いよ、きっと。その曖昧な1時間を持っている自分を愛おしいと思いたい。時々は、自分の体の中にあるリズムに素直になって、生きてあげたい。焦らなくていい。慌てなくていい。ときに、ゆっくりと無意味に時間を潰してしまう自分を責めないでいられるように。