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朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」
去年の「小説すばる新人賞」受賞作を読んだ。 現役の大学生(今までは、女子高生や女子大生が多かったけれど、男の子)が書いた青春小説ということで、TVなどでも話題になっていたから、気になってはいたけれど、 ...
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森絵都「風に舞いあがるビニールシート」
良かった。すごく良かった! 児童文学の色はまったくない この作品は直木賞を獲ったもので、一時期話題になっていたから気にはなっていたのだけれど、森さんは「児童文学作家」の印象が強く、前回読んだ「DI ...
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本多孝好「MOMENT」
久しぶりに本多さんの「MISSING」と「MOMENT」を読み直す。 本多さんの短編はいい 最近、長編も書いているけれど、初期のころの作品はほとんど短編。 長編もいいけれど、本多さんの良さはやっぱりこ ...
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山田宗樹「嫌われ松子の一生」
映画の予告を見たくらいの情報しかもっていなかったので、周りから疎まれている変わった性格の人が、コミカルに描かれている作品なのだと思っていたが、読んでみたら、全然違った。 一人の女性の一生にまっすぐ、ま ...
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雫井脩介「クローズド・ノート」
映画化もされた「クローズド・ノート」読んだ。 「火の粉」も上手かったけれど 映画も気になっていたのだけれど、見られず、そのままになって いたのだけれど、雫井さんの「火の粉」を少し前に読んで、 その ...
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「おくりびと」
映画「おくりびと」を見た。良かった。 映像もきれいだし、役者(本木、山崎努、広末など)もいいし、内容も胸に染みた。 「死」の扱い方 この話はチェロ奏者だった主人公(本木)が、オーケストラの解散によ ...
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東野圭吾「白夜行」
かなり長時間かかったけれど、「白夜行」をようやく読み終えた。 やはり長いだけあって、力作!という感じ。 やっぱり長編、特にミステリーを書ける人は頭がいい。自分にはこういう頭の良さはないな、と半分あきら ...
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映画「硫黄島からの手紙」
知り合いが褒めていたので、気になって行ってきた。 感想は、見て良かった!! 栗林中将 2時間半くらいあるちょっと長めの映画だったけれど、途中で飽きることもなく、とてもよく構成の立てられている作品だ ...
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映画「博士の愛した数式」
小川さんの作品の映画化。 原作も映画もそれぞれにいい 小説もあたたかく愛に溢れた内容で良かったけれど、映画も負けていなかった。 小説にはないエピソードを加えながらも、その世界を変えてはいず、むしろ ...