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山田宗樹「嫌われ松子の一生」
映画の予告を見たくらいの情報しかもっていなかったので、周りから疎まれている変わった性格の人が、コミカルに描かれている作品なのだと思っていたが、読んでみたら、全然違った。 一人の女性の一生にまっすぐ、ま ...
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雫井脩介「クローズド・ノート」
映画化もされた「クローズド・ノート」読んだ。 「火の粉」も上手かったけれど 映画も気になっていたのだけれど、見られず、そのままになって いたのだけれど、雫井さんの「火の粉」を少し前に読んで、 その ...
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「おくりびと」
映画「おくりびと」を見た。良かった。 映像もきれいだし、役者(本木、山崎努、広末など)もいいし、内容も胸に染みた。 「死」の扱い方 この話はチェロ奏者だった主人公(本木)が、オーケストラの解散によ ...
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東野圭吾「白夜行」
かなり長時間かかったけれど、「白夜行」をようやく読み終えた。 やはり長いだけあって、力作!という感じ。 やっぱり長編、特にミステリーを書ける人は頭がいい。自分にはこういう頭の良さはないな、と半分あきら ...
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映画「硫黄島からの手紙」
知り合いが褒めていたので、気になって行ってきた。 感想は、見て良かった!! 栗林中将 2時間半くらいあるちょっと長めの映画だったけれど、途中で飽きることもなく、とてもよく構成の立てられている作品だ ...
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映画「博士の愛した数式」
小川さんの作品の映画化。 原作も映画もそれぞれにいい 小説もあたたかく愛に溢れた内容で良かったけれど、映画も負けていなかった。 小説にはないエピソードを加えながらも、その世界を変えてはいず、むしろ ...
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映画「ゆれる」
昨日は「ゆれる」という映画を見てきた。 オダギリジョー主演。西川美和監督。 西川美和監督 ......と、見に行くまで知らなかったのだけれど、映画が始まる前に監督の名前を見て、あれ、なんか知ってい ...
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「東京タワー」リリー・フランキー
予想以上に良かった。素晴らしい! この本がベストセラーになるなら、日本の出版業界はまだまだ大丈夫だという気がする。 文句なく良い 一言でいうと愛があふれていた。だから最後の方は、うるうるどころじゃ ...
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三島由紀夫「豊饒の海-春の雪」
墓場まで一冊だけ本を持って行かれると言われたら何を選ぶと聞かれ、私の答えるのはこの本。 私の文学の原点は三島 最近はちょっと純文学というものに愛想をつかし始め、エンタメもいいよなぁ、芥川賞なんて獲らな ...
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小川洋子「博士の愛した数式」
基本的に単行本は嫌いなので、「文庫本が出たら買おう」と思い、図書館で予約して読んだ。 でも、数ページ読んで後悔した。 「あー、待ってないで買えば良かった!」と。数ページで分かるぐらい、久々に出会えた、 ...