洋画(欧)

映画「女はみんな生きている」

あらすじ

朝食作って、亭主起こして、息子の世話焼いて、会社に行って、また夕食作って、あたりまえの生活を繰り返している平凡な主婦エレーヌ。ある夜、夫とパーティーに向かう途中で、怪しい男達に追われ、逃げてくる女に遭遇する。巻き込まれたくない夫は、女を見捨てて車を走らせるが、彼女はその夜の出来事が忘れられず、その女性の病院を突き止め、重体の彼女に対し献身的な介護を始める。

やがて、順調に回復した娼婦ノエミと、主婦エレーヌの、男に対する復讐が始まる。

 

物語の進め方が上手い

とにかく、構成や物語の進め方が、とても上手い。飽きさせない。

初めは少し淡々としているのだけれど、その間に平凡な主婦であるエレーヌに気がつくと感情移入してしまい、でも感情移入させておいて、その後、自分には(というか、普通の人には)できないであろうことを、彼女がためらいもなくやりはじめてしまう。その驚きがいい。

そしてその驚きこそが、「誰でもできるんだ」という感情を生む。

 

すべての人生の価値

エレーヌと比べ、ノエミはものすごく波瀾万丈な生活を送ってきた、強くてすばらしい女性なのだけれど、普通に毎日生きているエレーヌも同じぐらい偉大なんだって感じられる。

そういう、すべての人生の価値、っていうのかな、そういうのを感じられるんだよね。

で、そういうのを感じられるってことは、この映画を作った人の視点が、どこかに偏っていなくて、あたたかいからかもしれない。

まぁ、なぜか男に対してはとことん冷たいけど(笑) その描き方さえ、愛なのだろうか。それは観る人によって感じることは違うかもしれない。

 

ということで、まとめてしまえば、「観て良かった! 是非見てください!」ということ。できれば、「彼女は頑張って生きている」と思える、尊敬でき、愛せる友達と一緒に行くのがベスト!

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