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劇団ひとり「陰日向に咲く 」
話題になってからだいぶ経ってしまいましたが読んだ。 劇団ひとりの世界がそのまま小説になっている 文章力があるとか、文学的だというのとは違うけれど、おもしろかったし、上手かった。 上手いのは、キャラ ...
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重松清「その日のまえに」
久しぶりに重松清を読んだ。 最近1週間に1冊読めるくらいのペースになってきて、なかなかいい感じ。ま、それだけ暇にしているということか......(^^;) 死をテーマにする7つの短編 重松さんは、 ...
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「I LOVE YOU」
伊坂幸太郎さん、石田衣良さん、市川拓司さん、中田永一さん、中村航さん、本多孝好さん、六人の恋愛小説を集めた短編集。 なかなか贅沢な顔合わせで、以前から気になっていましたが、ようやく読めました。 読み始 ...
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アンソロジー小説「秘密。私と私のあいだの十二話」
吉田修一さん、小川洋子さん、森絵都さん......など十二人の作家さんの短編集。 しかもそれぞれの話がA-side、B-sideという感じの2つの視点で描かれている。つまりは12×2の24話も詰まった ...
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Hipolito Bernard「アメリ」
これは映画を本にしたものなのかな。 ずっと友達から借りていて、明日久しぶりにその友達に会えることになったので、あわてて読んでみました(笑) 映像化できることだけ書け アメリの映画を大分忘れてしまっ ...
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西加奈子「さくら」
少し前に話題になった本。「さくら」というのは犬の名前だということだけ知っていたから、犬が中心になった話だと思ったけれど、それ以上に「家族」の話だった。 兄と僕と妹、三人が子供の頃から成長していく過程が ...
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矢沢あい「NANA」
2005/8/26 小説以外
久しぶりにマンガにはまった。 中高生に人気とさわがれていたものなのに、私って案外精神年齢低いのかもしれない......。いやぁ、普通に楽しく読めてしまった。 少女マンガなのでやはり中心は恋愛の話。でも ...
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恩田陸「ネバーランド」
「夜のピクニック」が本屋大賞になり、今話題の恩田さんの本を初めて読んでみた。 恩田さんを紹介する文章にはいつも「幅広いジャンルを......」と書かれているから、多分恩田さんという作家を理解するには ...
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「電車男」
「結構楽しめ、悪くなかった」という感じかな。 これを「小説」だとは認めないけれど、ストーリーとしては要点をきちんと押さえている、結構良くできたものかもしれない。 ラストは適度に感動した。ただ、以前知り ...
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江國香織 「間宮兄弟」
2005/3/27 小説レビュー
最近、江國さんの本、結構読む。 この作品は、まったくもてない三十過ぎの兄弟の話。 「あぁ、なるほど、これはもてないだろう」と説得力のある男二人が主人公。 「女なんていらない」と言いながらも、やはり ...