レビュー

洋画(欧)

映画「皇帝ペンギン」

2005/8/4    

気になっていた映画、見てきました。 夏に上映して正解。冬じゃ、凍え死にそうな気分になっちゃう……って感じの映画でした(笑) とにかく白い氷と雪に覆われた世界と、数え切れないペンギンだけの出てくる映画。 ...

島本理生

島本理生「ナラタージュ」

2005/8/1    ,

はまった。   本を読んでいる時間を愛おしめた 島本さんの作品は、以前読んだときから、上手いなと感じたけれど、今回はもう、若い作家だとかそんなことは忘れ、純粋に楽しませてもらった。 本を読んでいる時間 ...

嶽本野ばら

「下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件 (完)」嶽本 野ばら

二週間前、また渋谷リブロまでサイン会に行ってしまいました。そして野ばらさんは、やはり素敵でした☆   ちょっと残念 が、この本は......ちょっと残念。いや、ちょっとじゃないかも......。 「下 ...

その他 エンタメ

恩田陸「ネバーランド」

「夜のピクニック」が本屋大賞になり、今話題の恩田さんの本を初めて読んでみた。  恩田さんを紹介する文章にはいつも「幅広いジャンルを......」と書かれているから、多分恩田さんという作家を理解するには ...

洋画(米) 洋画(欧)

映画「モディリアーニ」

2005/7/21    

ピカソと同時代の画家・モディリアーニの生涯を描いた映画。 現実的には、私は芸術家タイプの男が嫌いなのだけれど、フィクションの世界では美術系の男の人に惹かれる。 実在の画家をモデルにした映画が上映される ...

その他 純文学

三島由紀夫「豊饒の海-春の雪」

墓場まで一冊だけ本を持って行かれると言われたら何を選ぶと聞かれ、私の答えるのはこの本。 私の文学の原点は三島 最近はちょっと純文学というものに愛想をつかし始め、エンタメもいいよなぁ、芥川賞なんて獲らな ...

小説の書き方本

「ミステリーの書き方」アメリカ探偵作家クラブ著

2005/7/6    

私はミステリーは書かないのだけれど、「先を読ませる」という点で一番勉強になるのはミステリーを読むことであり、ミステリーの構造を真似ることだと思っている。 ということで、この本は気になったので読んでみた ...

大島真寿美

大島真寿美 「香港の甘い豆腐」

2005/7/3    ,

大島さんの本、3冊目。 今回は「チョコリエッタ」「水の繭」と比べ、もっと軽やかで明るく、爽やかで良かった。なんとなく全体的に分かりやすくまとまっていて、すんなり入ってくる感じ。 前回読んだ2作は、後半 ...

ノンフィクション

原田正治 「弟を殺した彼と、僕。」

2005/6/30    

1983年、「半田保険金殺人事件」で弟を殺された原田さんの手記。 自分からはなかなか手に取らないタイプの本なのだけれど、人に勧められて読んでみた。   自分が経験していないことを理解する手段としての本 ...

小説の書き方本

佐藤洋二郎 「実践 小説の作法」

2005/6/20    

カルチャースクールで長年教えている人の書いた、「小説の書き方」というよりは、「上手な作文の書き方」とも言えるような本だった。   文章力を見直すためにはいい 正直、どこででも言われているようなことの繰 ...

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