レビュー

それ以外の本

池谷裕二 「進化しすぎた脳」

2005/6/16  

薬学博士の池谷さんが中高生にした「脳」の話を本にまとめたもの。 池谷さん自身は、アルツハイマー病などの研究を最先端で行っている人で、以前糸井重里さんと「海馬」という本を出していた。 私はばりばり文系人 ...

それ以外の本

「ダ・ヴィンチ」7月号

2005/6/13  

文学賞の特集をしているからおすすめということで買ってみた。時々立ち読みはするけれど、買ったのは初めてかも 読んでみるとなかなかおもしろい。 作家のインタビューがこんなにたくさん読めるなんて多分他にはな ...

大島真寿美

大島真寿美 「チョコリエッタ」

2005/6/12    ,

「水の繭」と似たような感じだったかな。どちらかというと「水の繭」の方がいいかどうか、って感じ。   夢なのか現実なのか分からない世界観 人物の書き方とか世界が全部とても表面的で、リアリティーがなく、夢 ...

瀬尾まいこ

瀬尾まいこ 「優しい音楽」

いいなぁ、瀬尾さんの本、とまた思った。上手いなぁ、ともまた思った。   文章の読みやすさ 瀬尾さんの本はなぜかとても短時間で読める。でも読みやすく、軽やかなのに、心のなかに余韻がしっかりと残る。これが ...

小説の書き方本

鈴木輝一郎「何がなんでも作家になりたい」

2005/6/4    

かなりおもしろい本だった。実用書、だね。 ただタイトルと内容はまったく違う気がする。 これは「作家になる」までの話ではなくて、「作家になってから」の話がほとんど。   作家の実際の生活 編集者との打ち ...

野中柊 エッセイ

野中柊「テレフォンセラピー」(再読)

2005/5/24    

最近5月末に投稿する作品の追い込みで忙しい……。で、色々なことにいっぱいいっぱいになってしまっている日々。 自分の心に余裕がないと、なかなか人との関係を上手く築くことも難しく、生徒とか旦那さんとか何人 ...

小説の書き方本

若桜木虔「作家養成講座」

2005/5/23    

この本を役立つと感じるかどうかは人によるかもしれない。 「文学」を語った物では決してなく、「作家という職業」を現実的に語った本と言えば分かりやすいだろうか。 「新人賞の獲り方」についての本をいくつか読 ...

小川洋子

小川洋子「ホテル・アイリス」

2005/5/19    ,

どう感想を書いたらいいかちょっと難しい。 他の小川さんの作品の雰囲気と似ているのだけれど、そのインパクトを強めようとしすぎて逆に本来の良さが半減してしまったような感じがした。   書きたかったことは何 ...

美術

「ラ・トゥール展」

2005/5/17    

「ラ・トゥール」という名前は知らなくても、絵を見て「あ、見たことある」と思う人は案外いるのではないかと思う。というか、一度見たら心のなかにしっかり刻まれる強い力を持った作品が多い。  絵のことは言葉で ...

さだまさし

さだまさし「眉山」

さだまさしは大好きな作家。 「精霊流し」を読んではまり、「解夏」を読んで、素晴らしすぎる!と思った。   うむ…… で、私にとっては待望の三作目だったのだけれど…… 期待しすぎたのかなぁ。今回は、あれ ...

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