レビュー

その他 エンタメ

恩田陸「ネバーランド」

「夜のピクニック」が本屋大賞になり、今話題の恩田さんの本を初めて読んでみた。  恩田さんを紹介する文章にはいつも「幅広いジャンルを......」と書かれているから、多分恩田さんという作家を理解するには ...

洋画(米) 洋画(欧)

映画「モディリアーニ」

2005/7/21    

ピカソと同時代の画家・モディリアーニの生涯を描いた映画。 現実的には、私は芸術家タイプの男が嫌いなのだけれど、フィクションの世界では美術系の男の人に惹かれる。 実在の画家をモデルにした映画が上映される ...

その他 純文学

三島由紀夫「豊饒の海-春の雪」

墓場まで一冊だけ本を持って行かれると言われたら何を選ぶと聞かれ、私の答えるのはこの本。 私の文学の原点は三島 最近はちょっと純文学というものに愛想をつかし始め、エンタメもいいよなぁ、芥川賞なんて獲らな ...

小説の書き方本

「ミステリーの書き方」アメリカ探偵作家クラブ著

2005/7/6    

私はミステリーは書かないのだけれど、「先を読ませる」という点で一番勉強になるのはミステリーを読むことであり、ミステリーの構造を真似ることだと思っている。 ということで、この本は気になったので読んでみた ...

大島真寿美

大島真寿美 「香港の甘い豆腐」

2005/7/3    ,

大島さんの本、3冊目。 今回は「チョコリエッタ」「水の繭」と比べ、もっと軽やかで明るく、爽やかで良かった。なんとなく全体的に分かりやすくまとまっていて、すんなり入ってくる感じ。 前回読んだ2作は、後半 ...

ノンフィクション

原田正治 「弟を殺した彼と、僕。」

2005/6/30    

1983年、「半田保険金殺人事件」で弟を殺された原田さんの手記。 自分からはなかなか手に取らないタイプの本なのだけれど、人に勧められて読んでみた。   自分が経験していないことを理解する手段としての本 ...

小説の書き方本

佐藤洋二郎 「実践 小説の作法」

2005/6/20    

カルチャースクールで長年教えている人の書いた、「小説の書き方」というよりは、「上手な作文の書き方」とも言えるような本だった。   文章力を見直すためにはいい 正直、どこででも言われているようなことの繰 ...

洋画(米)

映画「ミリオンダラー・ベイビー」

2005/6/20    

アカデミー賞の「作品賞」「監督賞」「主演女優賞」「助演男優賞」と主要な賞を四つも獲った言わずとしれた話題作。   期待通りの良い作品 ということで、期待して見に行ったが、期待通り、とても良くできた作品 ...

その他 エンタメ

「電車男」

「結構楽しめ、悪くなかった」という感じかな。 これを「小説」だとは認めないけれど、ストーリーとしては要点をきちんと押さえている、結構良くできたものかもしれない。 ラストは適度に感動した。ただ、以前知り ...

角田光代

角田光代さん

2005/6/17  

今日、NHKの朝の番組を見ていたら出演していたので、思わず家事をするのも忘れ、見入ってしまった。   ほんわかした不思議な人 作品を読むともっとパワフルな人を想像するのだけれど、ほんわりした不思議な人 ...

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