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「ベストセラー小説の書き方」ディーン・R・クーンツ
2005/5/10 小説以外
最近少しばかりスランプ気味。 というか、自分の作品には何かが足りないとか、もっと上手く書く技術があるはずだという思いにとらわれている。 で、久しぶりに小説の書き方の本を手に取ってみた。 そういうたぐい ...
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映画「海を飛ぶ夢」
2005/5/10 映画レビュー
20代の頃に事故に遭い、首から下が動かなくなったまま二十六年生きた男性が、死ぬ権利を訴える、尊厳死を扱った映画。 体が不自由になったとき死にたいと思うのは仕方ないのかもしれないけれど、死にたいと思って ...
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よしもとばなな講演会(in 岡本太郎記念館)
2005/5/10
岡本太郎さんについては、当然、以前から存在は知っていたけれど、記念館に行くのも、岡本太郎さんの絵を生で見るのも初めてだった。 私は結構、抽象絵画が好きなので(一番好きなのはポロックだけれど)、こういう ...
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名嘉睦稔「海のふた」展
2005/5/10 美術などレビュー
名嘉睦稔さんの「海のふた」展に行った。 「海のふた」というのは毎日新聞にばななさんが連載していた小説で、名嘉さんはその挿絵を担当していたのだ。 私は毎日新聞は取っていないので、良く知らなかったけれど、 ...
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嶽本野ばら「パッチワーク」
2005/5/9 小説以外
野ばらさんのエッセイ集。 こんなふうに考えて生きたらつらいだろうなとか、つかれるだろうなとは思うのだけれど、そんな野ばらさんがとても愛おしくなる。 そして野ばらさんも、そんなふうに生きづらい他の人のこ ...
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吉田修一「東京湾景」
2005/4/27 小説レビュー
最近すっかり吉田修一にはまっている。この本、今日一日で読み切っちゃった。 以前同名のドラマがあったけれど、ドラマはどこまで原作に忠実だったのだろう。 一話目のさわりしか見なかったが、あれは日韓問題にな ...
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よしもとばなな「なんくるない」
2005/4/26 小説レビュー
最近のばななさんの作品はあたたかくていいなぁ。 痛いほど研ぎ澄まされた世界観からあたたかさへ 昔のような痛いほど研ぎ澄まされた世界観はないのだけれど、そういう痛さは、年齢を重ね、自分の視野が広がる ...
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瀬尾まいこ「卵の緒」
表題作「卵の緒」は「坊ちゃん文学賞」を獲った作品。 素敵な感性 高橋源一郎に「僕はすっかりファンになってしまった」と言わせたというだけあり、とてもパワーのある作品だった。 26歳くらいのときに書い ...
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保坂和志「書きあぐねている人のための小説入門」
2005/4/21 小説以外
保坂さんの書く小説は独特だし、その人がどういう価値観でもって小説を書いているのか読むのはおもしろいのではないかと思って読んでみた。 でも、この本の題名を見た旦那さんには「え、もしかして、書けなくなっち ...
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映画「死ぬまでにしたい10のこと」
2005/4/21 映画レビュー
去年の秋ぐらいの映画。 今日は誕生日だったので、なんとなくこういう題の映画を見たら初心に返ってまた一年頑張れるのではないかなどと安易に思い……(笑) 意外と淡々とした映画 ただ想像していた感じとは ...