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映画「恋愛寫眞」
2005/3/23 映画レビュー
この映画の感想を述べるのは難しい。 アンバランス 部分部分とか、描き出したかったテーマのようなものは、すっごく良かったのだけれど、「あらすじ」では良かったものが「ストーリー」になるとこけてしまった ...
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中西信洋展-満ち溢れているものへ-
2005/3/22 美術などレビュー
今日は久しぶりにギャラリーへ行った。 上記個展は、京橋のINAXギャラリーで3月1日~29日行われている。 ギャラリーに行くときは大抵、「ぴあ」に出ている小さな写真と説明文だけを頼りに行く。同じ作家の ...
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「幸福な食卓」瀬尾まいこ
瀬尾さんは本当に才能があると思う。 一見軽やかな奥に存在している文学的テーマ 表面的にはさらっとしていて、楽しく、すらすら読めてしまう。文章も内容も分かりやすい。 でも、「なるほど、なるほど」「へ ...
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「読者」の存在
2005/3/20
3月はなぜか小説の締め切りが多い。 もちろん私の「締め切り」はただ単に「賞」の締め切りであって、依頼された「仕事」の締め切りではないから、間に合わなくても誰にも迷惑はかからないのだけれど、書いたからに ...
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「真夜中の五分前」本多孝好
1年半ぶりの新刊というが、本当に本多さんは書く量が少ない。 多分、働きながら書いている人なのだろうな。 出せばかなり売れるだろうし、ということは依頼も多いだろうけれど、それでもこのペースを守っていると ...
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小川洋子「博士の愛した数式」
基本的に単行本は嫌いなので、「文庫本が出たら買おう」と思い、図書館で予約して読んだ。 でも、数ページ読んで後悔した。 「あー、待ってないで買えば良かった!」と。数ページで分かるぐらい、久々に出会えた、 ...
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よしもとばなな「王国」
2005/2/14 小説レビュー
「王国1」「王国2」と続けて読んだ。 思想を語るように 最近のばななさんは、とぎすまされてきた感じ。 無駄なものをどんどんそぎ落として、本当に伝えたいことだけストレートに書いているなっていう感じが ...
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小川洋子「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」
小川洋子さんの作品を年末から一月初めにかけて3冊読み直した。 「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」初期の頃の作品。 きっかけは「薬指の標本」がフランス映画になると聞いたこと。 自分にとって ...
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吉田修一「パレード」
吉田修一「パレード」を読んだ。 今まで、芥川賞を獲った「パーク・ライフ」しか読んだことがなかったので、これが二作目。 吉田修一にはまる 「パーク・ライフ」を読んだときは、「なんでこれが芥川賞なんだ ...
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映画「ファインディング・ニモ」
2005/2/12
8日に見てきた。本当はもっと早く見に行きたかったのだけれど、「まだしばらくやっているだろう」と思っているうちに、気づいたら相当出遅れた……。 近くの映画館から大きなポスターが外され、「これはまずい!」 ...