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映画「ブラザーフッド」
2004/7/7 映画レビュー
深みのある映画だった。 叙事・叙情のどちらも 戦争のリアルで激しい描写を味わいたいという人も、微妙な心の動きを味わい感動したいという人もどちらも満足できるであろう作品。 私自身はあまりアクション系の映 ...
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映画「真珠の耳飾りの少女」
ずっと見たかった映画をようやく見に行けました。 良かった! 監督、本当にフェルメールの絵が好きなのだろうなぁ。一つ一つのシーンが、フェルメールの描き出している世界の色合いや光のまわりぐあいとマッチして ...
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ティム・バートン「ビッグ・フィッシュ」
ティム・バートンの最新作「ビッグ・フィッシュ」を見に行った。 ティム・バートンは「シザーハンズ」などを作った監督。少し幻想的で、人の心をあたたかくする作品を作る。「シザーハンズ」も大好きな映画だ。 大 ...
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映画「フリーダ」
2003/12/29 映画レビュー
メキシコの女性画家フリーダの人生を描く作品。 18歳の時、事故で大けがをし、それをきっかけに絵に没頭し始めるが、有名な画家のディエゴと結婚後は、彼の浮気性と、事故の後遺症、流産に苦しむ。しかしその生活 ...
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映画「女はみんな生きている」
2003/12/27 映画レビュー
あらすじ 朝食作って、亭主起こして、息子の世話焼いて、会社に行って、また夕食作って、あたりまえの生活を繰り返している平凡な主婦エレーヌ。ある夜、夫とパーティーに向かう途中で、怪しい男達に追われ、逃げて ...
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「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」
2003/12/17 映画レビュー
正直、なんだか不思議な作品だった。 壮大なスケールなのに、どこかとても偽物っぽく、安っぽい。どこまでが意図されたジョークなのか判断に苦しむ部分があった。 ストーリーは至って単純なので、それが分からない ...
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オムニバス映画「Jam Films」
北村龍平・篠原哲雄・飯田譲治・岩井俊二・望月六郎・行定勲・堤幸彦の7監督が撮った短いフィルムを集めた作品集。 いいものを見たと思った。 すべてを気に入ったわけではないけれど、刺激的であり、表現というも ...
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韓国映画「おばあちゃんの家」
2003/11/7 映画レビュー
韓国映画。 あぁー、いい映画を見たーと久しぶりに思った。 何が良かったって、口のきけないおばあちゃんだ。 初めて会い、託された超生意気なガキ(孫)になにをされても、まったく動じず、とにかく孫に ...
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北野武監督 「座頭市」
2003/10/8 映画レビュー
とてもよく作りこまれた作品 水曜日のレディースデイで1000円で見てきたけれど、「これを1000円で見てしまっては悪いような気がする」と思えるほど、よく作りこまれた作品だった。 北野武という人は、すご ...
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河瀬直美監督「沙羅双樹」
一月ぐらい前に見た映画だけれど、来週ぐらいで公開が終わりだと新聞に出ていたので、その前にとりあえず書こうかと。 監督の河瀬直美さんは、『萌の朱雀』(1997)で、カンヌ映画祭新人賞(カメラドール)を史 ...