遊部 香

小説家・脚本家/「凪」サイトを大学時代の1997年に立ち上げ、2019年12月に大リニューアルし、また記事を書き始めました/詳しいプロフィールはこちら

東野圭吾

東野圭吾「手紙」

映画は今、公開されているのかな。 映画を見ても良かったのだけれど、東野さんの本は好きなので、本の方を選んでみた。山田くんと玉山くんもいいんだけどね。   刑務所に入った兄から届く手紙 ストーリーは、弟 ...

野中柊

野中柊「小春日和」

野中さんの本は久しぶり。   最近の作品はほわんとあたたかい 一番初めに読んだ「草原の輝き」は結構痛さや切なさを感じ、そのとぎすまされた感じが好きだったのだけれど、それ以降、もっと「ほわん」としたあた ...

奥田英朗

奥田英朗「ガール」

奥田英朗は一番「イン・ザ・プール」が好きで、伊良部先生のシリーズは少しずつトーンダウンしている感じがしてちょっと残念なのだけれど、この作品を読んで、奥田さんの作品全体がトーンダウンしている訳ではないの ...

よしもとばなな

よしもとばなな「イルカ」

むかしはかなり、ばななさんのファンで、ほとんど全部の本を読んでいたのだけれど、ここ5年ほど、思いついたときにしか読まなくなってしまった。 なんかすごい「思想」を感じるようになってしまったからかなぁ。 ...

邦画

映画「DEATH NOTE -デスノート-」(前編)

2006/10/29    

後編公開の前に、前編がテレビで放映されていた(このあいだの金曜日)。 劇場で見た知り合いが良いと言っていたので、気になっていたけれど、想像していた以上に奥が深く、ちょっとテーマは重たかったけれど、なか ...

邦画

映画「涙そうそう」

2006/10/26    

なかなか良かった。 ただまぁ、広い意味での娯楽映画で、芸術作品という感じではないなぁ。沖縄の風景は生きていたけれどね。    描写や細部にきちんとリアリティがある 妻夫木君はいつも通り、安心してみられ ...

邦画

映画「博士の愛した数式」

小川さんの作品の映画化。   原作も映画もそれぞれにいい 小説もあたたかく愛に溢れた内容で良かったけれど、映画も負けていなかった。 小説にはないエピソードを加えながらも、その世界を変えてはいず、むしろ ...

その他 エンタメ

劇団ひとり「陰日向に咲く 」

2006/10/24    ,

話題になってからだいぶ経ってしまいましたが読んだ。   劇団ひとりの世界がそのまま小説になっている 文章力があるとか、文学的だというのとは違うけれど、おもしろかったし、上手かった。 上手いのは、キャラ ...

美術

ダリ展

2006/10/20    

今日は上野でダリの回顧展を見てきた。 テレビCMまで流れているせいか、満員盛況。私は昼過ぎに行ったので、「うわぁ、混んでいる」ですんだけれど、出てきた頃(3時ぐらい)には、入場制限されていた。行く予定 ...

瀬尾まいこ

瀬尾まいこ「温室デイズ」

久しぶりに瀬尾さんの本を読んだ。   瀬尾さんにしてはちょっと痛い 最近、以前よりハイペースで本を出している気もするけれど。瀬尾さんの本にしては、ちょっと「痛さ」が多かったかな。 いつも大体、主人公は ...

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