小説家・脚本家/「凪」サイトを大学時代の1997年に立ち上げ、2019年12月に大リニューアルし、また記事を書き始めました/詳しいプロフィールはこちら

小川洋子

小川洋子「博士の愛した数式」

基本的に単行本は嫌いなので、「文庫本が出たら買おう」と思い、図書館で予約して読んだ。 でも、数ページ読んで後悔した。 「あー、待ってないで買えば良かった!」と。数ページで分かるぐらい、久々に出会えた、 ...

小川洋子

小川洋子「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」

小川洋子さんの作品を年末から一月初めにかけて3冊読み直した。 「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」初期の頃の作品。 きっかけは「薬指の標本」がフランス映画になると聞いたこと。   自分にとって ...

よしもとばなな

よしもとばなな「王国」

2005/2/14    

「王国1」「王国2」と続けて読んだ。   思想を語るように 最近のばななさんは、とぎすまされてきた感じ。 無駄なものをどんどんそぎ落として、本当に伝えたいことだけストレートに書いているなっていう感じが ...

吉田修一

吉田修一「パレード」

2005/2/13    ,

吉田修一「パレード」を読んだ。 今まで、芥川賞を獲った「パーク・ライフ」しか読んだことがなかったので、これが二作目。   吉田修一にはまる 「パーク・ライフ」を読んだときは、「なんでこれが芥川賞なんだ ...

アニメーション

映画「ファインディング・ニモ」

2005/2/12  

8日に見てきた。本当はもっと早く見に行きたかったのだけれど、「まだしばらくやっているだろう」と思っているうちに、気づいたら相当出遅れた……。 近くの映画館から大きなポスターが外され、「これはまずい!」 ...

その他 エンタメ

片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」

ここまで話題になった本なら読んでおいても良いのではと思い、図書館で予約してみた。そして数ヶ月かけてようやく手元に届いた。   という経緯があるため、片山さんの作品では「空のレンズ」の方が先に順番が回っ ...

洋画(欧)

映画「マグダレンの祈り」

2005/2/3    

アイルランドに実際にあったマグダレン修道院の実体を描いた映画。   非常に古い考え方に基づいた施設 もともとは貧しい娼婦を保護する施設として作られたその修道院は、実際には、未婚の母や、親戚にレイプされ ...

邦画

映画「化粧師」

2005/2/3    

3年くらい前の映画だけれど、「化粧師」を見た。   映像が美しい 大正時代の日本を舞台に、椎名桔平の演じる「化粧師(けわいし)」が様々な女性と出会い、化粧を施していくという映画だけれど、映像が美しい。 ...

洋画(米)

映画「デブラ・ウィンガーを探して」

2005/1/31    

正直、インタビューをつなげただけの作品なんてつまらないだろうなと大して期待していなかったのだけれど、これは良かった! まぁ、男の人がこれを見て楽しめるのかは分からないけれど。   先輩女優・同世代女優 ...

乃南アサ

乃南アサ「晩鐘」

「風紋」の続編。 「風紋」から7,8年経ち、登場人物も7歳年を取っている。多分、「風紋」を書いた時点では「晩鐘」を書く予定はなかったのだろうな。 私も「風紋」の感想で、読み終わったあとも登場人物のこと ...

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