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伊坂幸太郎「クジラアタマの王様」
久しぶりに伊坂さんの小説を読んだ気がする。 数年前に何作か長編を読み始めて挫折してから、ちょっと遠ざかっていたのだけど、これは本当、面白かった!!! 3分の1くらいまで読んでからは、この小説の世界観が ...
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伊坂幸太郎「ガソリン生活」
最近ちょっと伊坂さんの新作を追えていなかったのだけれど、「『ガソリン生活』はおもしろいよ」という話を聞いていたので、久しぶりに手に取る。 ええええ??? 燃料を燃やし、ピストンを上下させ、車輪を ...
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伊坂幸太郎「あるキング」
1年位前に出た伊坂さんの本を読んだ。 二作大作を書いて力尽きた? 順番としては、多分「ゴールデンスランバー」や「モダンタイムズ」の次あたりに書かれたものか。 一言でいうと、「やっぱり、2作、力 ...
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伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」
本屋大賞受賞作「ゴールデンスランバー」をようやく読んだ。 こういう重たい単行本はなかなか持ち歩く気にならないので、家でちょっとずつ読むことになり、その結果、なかなか読み終わらないのでだけれど、非常に伊 ...
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伊坂幸太郎「モダンタイムス」
伊坂さんのモダンタイムスを読んだ。 伊坂さんらしい作品 一番最近読んだのが「終末のフール」、その前が「砂漠」「魔王」「死神の精度」という順だったと思うのだけれど、このあたりの4作は、私の中では「何 ...
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伊坂幸太郎「終末のフール」
伊坂さんの『終末のフール』は短編集。 あと3年で滅びる世界を描いた短編集 短編だけれど、完全に 途切れてはいず、つながってもいる。 伊坂さんらしい作品だな、と思った。 あと3年で惑星が衝突し、人類 ...
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伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」
伊坂さんの小説は、明るく見えながら、常に影がつきまとう感じです。 でも、その、「世の中の悪い部分から目をそらしているわけではないのだけれど、救いのない物語でもない」という、絶妙なバランスがいいんだなぁ ...