本屋大賞

凪良ゆう

凪良ゆう『流浪の月』

2020年本屋大賞受賞作  好きな世界観、好きな空気感の作品だった。 日中、ふと“あの世界に浸りたい”と思い出すような本に出会えると嬉しい。  内容はちょっともどかしくて、切ない。 でも優しくて、美し ...

芸術に関する考察

芥川賞・直木賞・本屋大賞の違い:純文学とエンターテイメント小説の違い

「芥川賞に投稿するの?」はおかしい……の理由 「文学賞に投稿している」と言うと、よく言われるのが、「え? 芥川賞とか?」という言葉。 小説を書いている側の人間は、この質問のおかしさにすぐ気づくだろうけ ...

その他 エンタメ

百田 尚樹「海賊とよばれた男」

本屋大賞受賞作  本屋大賞を受賞した百田さんの「海賊とよばれた男」読了。 非常に良かった!    この本は、国岡鐵造という人の物語なのだけれど、国岡鐵造のモデルは、出光興業の創始者・出光佐三。  主人 ...

その他 エンタメ

三浦 しをん「舟を編む」

昨年の本屋大賞受賞作。 一言で説明すると、辞書を作る人たちの話。 多分かなり取材をしているのだろう、細部が非常にリアルで、「なるほどそういう工程を踏んで辞書というのはできるんだ」という驚きに満ちた内容 ...

伊坂幸太郎

伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」

本屋大賞受賞作「ゴールデンスランバー」をようやく読んだ。 こういう重たい単行本はなかなか持ち歩く気にならないので、家でちょっとずつ読むことになり、その結果、なかなか読み終わらないのでだけれど、非常に伊 ...

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和田竜「のぼうの城」

歴史エンターテイメント 少し前に話題になった「歴史小説」。 ただ、「歴史小説」というより、「歴史エンターテイメント」といったほうが近い。 小説なんだけれど、漫画を読んでいるような気分になった。 楽しく ...

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